スバルライン試走のまとめ(注意編)
おいらのヒルクライムスペック,Reynolds MV32T+Recordチューブラー
超軽量コンビが非力な脚を助けてくれます。が,タイヤ周長が・・・。
Mt.富士ヒルクライムまで1週間となりました。
先日の試走で気がついた注意点をメモとして残しておきます。
相変わらず,ポカが多いなぁ・・・(笑)
サイコンのタイヤ周長設定を確実に!
今回の試走における最大の失敗(ポカ)は,サイコンEdge705の「タイヤ周長設定」を間違えていたことです。
おいらは,普段の鎌倉界隈ポタでは(というか,ヤビツと富士ヒル以外),カンパSHAMALに23cのFUSION3を履いています。
しかし,ヒルクライム限定で登場する飛び道具,Reynolds MV32TはVeloflexのRecordを履いており,このサイズは20cです。
23cのタイヤ周長は2096mmですが,20cのタイヤ周長は2086mm。タイヤ1回転でちょうど1cmの差があります。
どのサイコンもそうですが,タイヤ1回転の長さ(周長)を正しくセットしておく必要があるのですが,MV32TとRecordを使うようになっても,まったく気にしていませんでした・・・。
Settings > Profile&Zones > Bike Profile> Wheel Size
この設定をちゃんとしておかないと,大変なことに・・・。
この誤差により,真の距離よりもわずかに長く,真の速度よりもわずかに速く表示されることになります。
1回転あたりたった1cmの誤差なのですが,24kmも走るとバカにできない誤差になります。
途中までは,1合目ごとに現れる看板の位置が予想よりも遅いのが少し気になっているくらいでした。
しかし,一番がっくりきたのは,最後の上り坂。Edge705はすでに「24km」「ゴールですよ~!」という表示になっていたのですが,どう見てもゴールは数100m先。
この時点で,初めて「げ!騙された! 多めに表示していやがる!」と気が付いたのですが,そこからは勾配もきついし,いったん完走したと思いこんでいただけに,モチベーションをあげるのも大変でした。
たとえるなら,「金曜日だと思って深夜まで飲み歩いたら,実は木曜日だった」ことに気づいたときと同じくらいの衝撃でした。
おいらは,この誤った周長設定でデータ取りしてしまったため,本番もこのままでいく予定ですが,大会用に細~い決戦タイヤを使われる方は,タイヤ周長設定をお忘れなく~!
サイコンのバッテリー交換をしておきましょう
今回の試走では,ケイデンス・速度・心拍の各値が,何回かデータ欠損を起こしていました。
複数の要素のデータが欠損していることから,マグネットの取り付け位置不良ではなさそうです。
心拍もケイデンスもあちこちでデータ欠損しています。
それにしても,心拍低いなぁ。やっぱり,後半がんばりきれていない。う~む・・・。
Edge705は,ケイデンス・速度を一つのセンサーでまとめて取得していますので,どうも,このセンサーユニットのバッテリー不足かな?と思っています。
また,心拍センサーもそうですが,購入してから一度もバッテリー交換したことが無いので,ちょっともったいない気もしますが,念のため,各種センサーのバッテリーは交換しておいた方が良さそうです(ケイデンス・速度・心拍,どれもCR2032です)。
やっぱり下りの防寒は完璧に!
今回の,下りスタイルはこんな感じでした。
- 冬用タイツ(パールのブライトタイツ)
- 冬用インナー(モンベルのジオライン)
- 春用アウター(ルコックのウィンドブレーカー)
- 冬用ネックウォーマー(モンベルのネックゲーター)
- 冬用グローブ(モンベルのスキーグローブ)
本番と違い,下り用の防寒着は自分で背負って昇る必要があるため,この程度に押さえておきました。
手はスキー用グローブなのでまったく寒さを感じませんでしたが,上半身はまだ防寒が足りないくらいでした。
ツマのスキーグローブで下ってみました。雨が降ってなければ,普通の冬用自転車グローブでもいいと思います。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar今回の下り装備。重ね着で膨らんでいる感じ(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarやはり,24kmも何もしないで風を浴びるだけというのはかなりツライです。
真冬用ウェアが標準と思って良さそうです。
本番は,下山用荷物は大会本部が運搬してくれるわけですから,いくらでも持っていくことができます(袋のサイズで制限はありますが)。
格好を気にせず,手持ちの防寒着全部を持っていくくらいの意気込みでいいと思います(^^)
もし,万が一(絶対にあってほしくないんだけど),雨だったりしたら,寒さは100倍くらいに跳ね上がるでしょうから,通常の防寒対策+雨対策も必要になるでしょう。
雨対策については,また改めて紹介したいと思います。
下りの左カーブには気をつけよう!
スバルラインは勾配が緩いため,下りもそんなに速度は出ません。
体重が軽すぎる(56kg)せいもありますが,ノーブレーキでも最大で50km/h,緩いところでは30km/hくらいしか出ませんでした。
しかし,ダウンヒルの途中,いくつかの左カーブ手前に「安全速度30km/h」という看板があります。
この看板見かけたら,ちゃんとブレーキングしたほうがいいと思います。
おそらく四輪車での安全速度と思われますので,自転車で30km/h以上で突っ込むと,ちょいと怖い思いをしそうです。
実際,こういうカーブには細い溝が掘ってあるので,心理的にも怖くなりますので,コーナー進入前に減速しておいた方がよさそうです。
右カーブで怖い思いをすることはないですが,左カーブは気をつけましょう~!(^^)
RICOH GX100まぁ,本番は隊列を組んでゆっくり下ることになると思いますが,それでも,左カーブは注意して下りましょう~!
おしまい。
- ■「2011年」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:富士ヒルクライムまで,あと1週間!
- 1件古い記事 :スバルライン試走のまとめ(走行編)