SIDIシューズのラチェット・バックル交換

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こうやって撮ると,なんか「チョロQ」みたいです(^^)

こうやって撮ると,なんか「チョロQ」みたいです(^^)

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

先日のヤビツアタック・宮ヶ瀬周遊のとき,ちょっと珍しいものが壊れてしまいました。

最初,どこがどう壊れたのか,さっぱり分からなかったのですが,SIDIシューズのバックルが逝ってしまったのです。

こんなところが壊れることなんて・・・あるんですね。

要するにこんなお話です(^^)

  • SIDIシューズのバックルが壊れました(T_T)
  • でも,補修パーツが出回っています
  • 交換はネジ1本,簡単です(^^)

走行中に増し締め・・・できない?

おいらが使っているロードシューズは,4年前に購入したSIDIのGENIUS 5 MEGA。SIDIのラインナップでは中くらいに位置する(のかな?),普通のロードシューズです。

一般的に,ロードシューズの締め付け方式には以下の3つがあります。

  • ベルクロ・ストラップ式(お子様用シューズと同じ。でも侮れない)
  • ラチェット・バックル式(スキーブーツと同じ。走りながら調整しやすい)
  • ワイヤー・ダイヤル式(格好いい。でも,使ったことないので分からない)

おいらのGENIUS 5はラチェット・バックル式

GINIUS 5はラチェット式です(つま先側はベルクロ)

GINIUS 5はラチェット式です(つま先側はベルクロ)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

自転車を降りている時は,ベルクロ・ストラップ式と変わらない(というか,ベルクロ方式の方が微調整できて便利。軽いし)ですが,走行中の増し締めが簡単にできるというメリットがあります。

ラチェットなので,バックルを引き上げれば,確実に1コマ分はキツく増し締めされます(SIDIはバックルをうんと引くと,数コマ飛ばすこともできます)。

そういう特徴があるGENIUS 5(のラチェット・バックル)ですが,この日は走行中に増し締めしようとしたら,バックルをうまく動かすことができなくなりました。増し締めできないのです・・・。

幸い,締め付けが緩むことはなく,そのまま1日100kmを走ってしまいました。

一体,どこがどうなったんだろう・・・?

故障部分が判明しました!

家に帰って,フォトポタ自転車事故等検証委員会を立ち上げたのですが,モノを見たらすぐに故障部位が判明したし,そもそも事故じゃないので委員会は即解散しました(笑)

バックルは小さいスプリングで動作するようになっているのですが,シューズ本体へバックルを引き留める役割も兼ねています。

このスプリングが長年の使用で破断してしまい,シューズ本体からバックルが離れてしまったようです。

あちゃ~,バックル内のスプリングが破断している。また,全般的に傷んでるなぁ・・・。

あちゃ~,バックル内のスプリングが破断している。また,全般的に傷んでるなぁ・・・。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
バックルが外れています。ラチェットはシューズ側に残っているので,緩むことはありませんでした。

バックルが外れています。ラチェットはシューズ側に残っているので,緩むことはありませんでした。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

ラチェット(爪)は残っているので緩みはしないのですが,そのラチェットを引っ張り上げるバックルとうまくつながらず,操作ができません。

こんなところが壊れることってあるんですねぇ・・・。

シューズを新調しちゃおう!・・・と思ったけど,お金ありませんでした

実は年明けから,ずっと,シューズを新調しようとたくらんでいました。

アッパー部分の皮が裂けてきている部分が見られるなど,全体的に痛んでいるからなのですが,実は,「周囲のロード仲間がみんな格好いいシューズを履いているから」というのが最大の理由だったりします(←理由が小学生レベル)

しかし,格好いいシューズは3~5万円くらいもするので,とても無理無理無理無理無理無理・・・

でも,まさか裸足で走るわけにはいかないので,SIDの補修パーツでなんとかならないか調べます。

フォトポタ研究所情報部の総力を挙げてSIDIシューズのバックル部分の補修パーツを探したところ,捜査開始から1分ほどで,世間一般で普通に売られていることを発見。情報部も即帰宅です。

補修パーツが簡単に手に入るのがSIDEのありがたいところ(^^)<br />「キャリパー・バックル」という名前の補修パーツです。

補修パーツが簡単に手に入るのがSIDEのありがたいところ(^^)
「キャリパー・バックル」という名前の補修パーツです。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
バックルと固定用のビス。左右セットです。

バックルと固定用のビス。左右セットです。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

左右セットということで若干無駄ではあるのですが,いずれ反対側のシューズも逝ってしまうことが予想されますので,予備として持っておいて損はないでしょう(ちなみに,左右の差はありません)。

お値段は左右セットで1700円,色は黒,白,赤の3種類があります。

安くはないですが,新品を買うことに比べたら1/10以下のお値段ですから,お財布に与える衝撃は遥かに軽いもので済みました。

取り付け作業はとっても簡単。

普通にネジ1個で固定してあるだけなので,これを緩めて,新品と交換するだけです。

説明書もありますが,取り付け方法は1段目,ネジで止めるだけです。

説明書もありますが,取り付け方法は1段目,ネジで止めるだけです。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
壊れたバックル・ラチェットを外します。

壊れたバックル・ラチェットを外します。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
外したあとは,こうなっています。

外したあとは,こうなっています。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
新品を装着。今回は差し色っぽく,赤にしてみました(^^)

新品を装着。今回は差し色っぽく,赤にしてみました(^^)

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

使用感は素晴らしいです。

純正パーツを付けただけですから何も変わらないはずですが,今までが相当劣化していたようで,目詰まりして動きが悪くなったりしていたのですが,取り換え後はとてもスムーズにカチャカチャと動いてくれます(^^)

おぉ,赤い! これで,ヤビツも40分切りいけそうだ!(無関係)

おぉ,赤い! これで,ヤビツも40分切りいけそうだ!(無関係)

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

以前,かかと部分のゴムを交換したこともありますが,SIDIシューズは補修用パーツが広く出回っているのがとてもありがたいです。

「なかなか新品への買い替えに踏み切れない」という致命的欠陥(?)もありますが,ロード用シューズの前に,通勤シューズの方にも金をかけざるを得ない,普通のサラリーマンにはありがたい限りです。


しかし,来年当たりは新調したいよなぁ・・・。ぼそっ。

おしまい。


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2015年04月18日 | カテゴリ:  ウェア | ID: 11390
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