初めてのスポーツサングラス,RUDYのException

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おいら初のスポーツサングラスはRUDY PROJECTになりました。
おいら初のスポーツサングラスはRUDY PROJECTになりました。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

スポーツバイクを始めるにあたって自転車以外に準備する物は,うんざり(うっとり?)するほどたくさんあります。体に直接身につける物だけでも,ヘルメット,ビンディングシューズ,グローブ,サイクリングウェア・・・。

そして,もう一つ重要なアイテム。そう,アイウェア,いわゆるスポーツ用サングラスが必要なのです。

気に入った点

  • 視力矯正ができる
  • トンネルなど,急に暗くなったときはフリップアップできる
  • サングラス部分を外せば,普通のメガネになる
  • 雨の日は,フリップが傘みたいになって便利な時もある
  • ノーズパッドを安く仕入れることができる

イマイチな点

  • EVOモデルは風が入りやすく,冬はちとしんどい
  • 構造が複雑なので少し重い

おいらの視力は両目ともに0.1以下のド近眼。

近眼でなければ,普通にサングラス屋さんで気に入ったモデルをポンと買えばのですが,ド近眼の場合にはそうはいきません。そもそも,紫外線やまぶしさをカットしつつ,どうやって視力矯正するのか,いろんな選択肢があるのです。

大まかに分けて,ド近眼の人がサングラスをかけるためには,

ドツキ,いや,度付きサングラスを作っちゃう
普通の人には一番分かりやすいかも。1枚のレンズで紫外線カットと視力矯正をします(簡単に言えば,黒いレンズのメガネ?)

コンタクトレンズ+サングラス

死にます。50km/hを越える風を切りながら走るのに,コンタクトレンズは不可能です。ゴミが入るか,横を向いた時に外れるかして,大変なことになると思います。

2枚レンズのサングラス

スポーツ用のカーブのかかったレンズのサングラスの,さらに内側に矯正用レンズをはめ込みます。

去年の今ごろからスポーツバイクをやっていますが,どの方式が良いのかさっぱり分からず,また,どこのお店(自転車屋さん?めがね屋さん?)で買って良いかもわからず,結局はメガネで通していました。

しかし,夏が近づいてくると,やっぱり光がまぶしい上に,どうやら紫外線を浴び続けていると白内障になる確率まで跳ね上がるらしいとのこと。そこでとうとう,夏のボーナス先取りで,自転車用にサングラスを用意することにしたのです。

で,当初は,度付きサングラスを検討していたのですが,レンズはどうしても真っ平ら,または緩いカーブくらいしかできないので,両サイドからの風の巻き込みは避けられそうにありません。

雑誌やネットを使って検討の結果,2枚レンズのサングラスにすることにしました。この方式は,各社色んなモデルを出しているのですが,おいらが選んだのはイタリアのRUDY PROJECT

このようにサングラスレンズの内側に矯正用レンズが入っています
このようにサングラスレンズの内側に矯正用レンズが入っています
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

このメーカーは,一般の人にはほとんど知られていないような気がしますが,なぜか,自転車乗りの間には非常に幅広く知られているブランド。

横浜のサングラス専門店「メガネの春田」の店員さんの「ツールドフランスの選手もたくさん使っていますヨ」という,おいらの心の琴線を刺激するセールストークにあっさりと乗っかってしまい,RUDYに決定。
(アホだ)

もう少し真面目な理由としては,RUDYは自転車レースでの使用をターゲットにしたレンズカラーを用意してくれていることが挙げられます。レンズカラーを一般的なグレーにしてしまうと,路面の段差や障害物等が見にくくなります。しかし,赤系のレンズカラーだと,逆にコントラストが強調されるのです。で,RUDYではまぶしさを適度に防ぎつつコントラストを強調してくれる,自転車専用と言っていい「RACING RED」というレンズカラーを作ってくれたのです。

レンズカラーは迷わず(本当は偏光レッドと悩んだけど),RACING REDに。
レンズカラーは迷わず(本当は偏光レッドと悩んだけど),RACING REDに。
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

で,ブランドとレンズカラーは決まりましたが,今度は別のことで悩むことに。

せっかく買うんだから,自転車だけではなく車でも使いたくなりました。となると,ちょいと気になるのが「トンネル」。自転車ならゆっくり走れば良いのですが,車の場合はそうもいかず,高速道路のトンネルなんかでサングラスかけっぱなしはちょっと怖い思いをするかもしれない・・・。

そこで,サングラス用レンズをひょいと持ち上げる(フリップと言うそうです)ことのできるEXCEPTION楽天へ)というモデルに決定!

EXCEPTIONは,こうやってサングラスレンズを上げることができます(^^)
EXCEPTIONは,こうやってサングラスレンズを上げることができます(^^)
Nikon D70 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

RUDYは視力矯正にやたらと力を入れているブランドで,EXCEPTIONはフリップ式の最新モデルです。

EXCEPTIONの作りはとてもよく考えられていて,使用方法は4通りあります。

サングラスレンズ+視力矯正レンズ
ド近眼の人の通常モード。2枚レンズのおかげで,そんなにゆがみはありません。

サングラスレンズをフリップ+視力矯正レンズ

トンネルなどで一時的に明るくしたい時に便利。片手でフリップできます。

視力矯正レンズだけ

サングラスレンズは簡単操作で外すことができます。外しちゃうと,普通のメガネになります。お店にはいる時などに。

サングラスレンズだけ

驚いたことに,視力矯正レンズも外せます。こうすると,単なるサングラスになります。コンタクトレンズを使いたい時に。

まだ使い始めて2日しか経ってないので,詳細は1ヶ月後くらいにレポートする予定。

現時点で,不満らしい点は一つだけ。視力矯正用レンズをだいぶケチってしまったので,レンズが分厚い,内面反射が多い,というちょっとした不満はあります。まぁ,これはサングラスの問題ではなく,視力矯正用レンズ単体の問題ですけど・・・。

そのほかは,本当によく考えられたサングラスであり,とっても便利です。朝はサイクリング,昼間は子どもとサッカー,そのままちょいとお買い物。その場に合わせて,レンズを上げたり下げたり,外したり。

それに,RACING REDの色合いは慣れるとこれまた便利! 段差やマンホールといった自転車の宿敵(?)が肉眼で見ている時よりも,かえって強調されて,はっきりと見えます。

始めて1年。ようやく,身の回りがほぼ整いつつあります。しかし,スポーツバイクって大変だなぁ。レーパンもいつかは欲しいし・・・。

【2008.2.5追記】
正確には,おいらが選んだのは,EXCEPTION EVOというモデルです。スタンダードモデルに比べ,レンズの形状が違います。顔の外側の方までのびているのがスタンダードで,丸くなっているのがEVOです。普段でも使えるようにとEVOにしましたが,スタンダードの方がいいと思います。EVOだと風の巻き込みがあります。冬だと,冷たい風が入り込んできます。レンズは交換できるので,スタンダードにしてみようかな?と思っています。

あと,やっぱり車での使用はフリップ機能がかなり便利です。特に,田舎道で暗いトンネルに入ったときにはとても重宝します。

【2008.3.15追記】

新たな欠点?を発見。

レンズが湾曲しているため(といっても,他のドツキサングラスに比べれば少ないらしいですが),物が小さく,というか縦に細長く見える傾向にあります。

350ccのビールを買おうとして,「あ?250ccサイズなんてあったっけ?」と間違って500ccを買ったことがあります(バカかも)

走っている時には全く問題ないのですが,かけたままお買い物する時は気を付けましょう~。

【2008.9.15追記】

土砂降り走行で新たな利点を発見! フリップ機能で,サングラス部分を上に跳ね上げ,ちょっと下向き加減で走ると,ちょうど「ひさし」のようになって,レンズへの雨が少し低減できます。

逆に,フリップしないと,レンズとサングラスの間に雨滴が付いて,にっちもさっちもいきませんが......。

【2009.04.20追記】

Exceptionを購入した,伊勢佐木町の「メガネの春田」さんが,残念ながら店じまいとなってしまいました。

【2009.09.25追記】

やたらとトンネルだらけの本ブログ内の紹介記事へ伊豆半島縦断ツーリングに行きました。古いトンネルだと内部は暗く,また,路肩は様々な異物が合ってパンクの危険性もあります。Exceptionだと,簡単に跳ね上げれば普通の「メガネ」ですから,トンネル走行の怖さが少しだけ軽減できます(それでも怖いですが・・・)

【2009.10.10追記】

ノーズパッド(鼻当て)がボロボロになってしまったので,楽天通販で購入しました(320円+送料180円)。これでまた,末永~く使えそうです(^^) 本ブログ内の紹介記事へそのときの経緯はこちらを参照


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2007年05月27日 | カテゴリ:  ウェア | ID: 515
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