RUDY PROJECTの調光レンズ,IMPACT Xクリア調光

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室内だとここまで透明になります。夜もこんな感じです(^^)

室内だとここまで透明になります。夜もこんな感じです(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

おいらは,ロードバイクに乗り始めた6年前から,ずっと,Rudy Projectの「Exception」というアイウェア(サングラス)を使っています。

レンズはずっと「Racing Red」という赤色を使っていましたが,昨年夏からは「調光」レンズを使っています。

最初は「夏だけ使おう」と思っていたのですが,あまりに便利なので,一年を通して使っています。

気に入った点

  • 朝から晩までかけっぱなしで大丈夫(自動調光)
  • 夏でも冬でもOK
  • だいたい10秒くらいで色変化完了

イマイチな点

  • トンネルや日陰など,急激な変化には間に合わない(フリップ式併用が無難)
  • 自動車では,UVカットガラスで紫外線に反応しない(ずっと透明のまま)

Rudy Projectの視力矯正方式

おいらみたいなメガネ族(近視)の人にとって,アイウェアを選ぶのは結構大変です。

視力が人並みにあれば,店頭に並んでいる(あるいは通販)アイウェアを買ってきて装着するだけでいいのに,メガネ族には「どうやって視力矯正するか」という難関があります。

Rudyは,サングラスレンズの内側に視力矯正用のレンズを入れる方式を採用しています(Rudyでは「クリップオン」と呼んでいます)。

この方式は「矯正レンズの範囲外は見えない」「レンズが4枚もあるので重い」という欠点がありますが,ひとつだけ,すごく大きなメリットがあります。

それは,「別カラーのレンズに簡単に交換できる♪」という利点です。

OAKLEYのような,ドツキ度付きレンズでは,レンズの色味を変えようとすると,レンズ丸ごと一から作り直すことになるので数万円の出費になってしまいますが,Rudyなら矯正用レンズはそのまま,好きな色のサングラスレンズを買ってきて差し替えるだけでOKです。

両者を比べると,利点・欠点は真逆になっています。

方式クリップオン式度付きレンズ式
重量重い
レンズ4枚
軽い
レンズ2枚
視界狭い
インナーレンズは小さめ
比較的広い
さすがに端っこのほうは無理ですが
見た目イマイチ
レンズ4枚がゴチャゴチャしてる
スッキリ
矯正なしと同じ見た目
レンズ交換
(サングラス側)
超簡単
既製レンズと入替えるだけ
超面倒
レンズを一から作り直し
レンズ交換
(矯正レンズ)
簡単
矯正レンズを作り直し
超面倒
レンズを一から作り直し

調光レンズ登場!

Exceptionを購入したときは,視界のコントラストを上げる効果が大きい「Racing Red」というカラーでお願いしました。

うたい文句どおり,路面状況などは良く分かるのですが,真夏の日差しをもろに受けると眩しさがあり,また,夜間走行時には外さないといけません(Exceptionはサングラスレンズが簡単に外せるので問題ではないですが)。

そこで,明るいところから暗いところまで,明るさ(正確にはUV)に応じてレンズの色が自動的に変わってくれる,調光レンズを使ってみました。

レンズインパクトXクリア調光レーシングレッド
特徴ほぼクリアから濃いグレーまでカバー。超高強度なNXT素材。コントラストを高めて路面状況を分かりやすくする,アスリート用レンズ。
透過率18~78%28%
お値段約13,000円約7,000円

前述のとおり,Rudyでサングラス側のレンズを交換するには,レンズを買ってきて差し替えるだけですから,開封後1分で装着完了です(^^)

普段はほぼクリア,日光を浴びると濃いグレーに変色します。

普段はほぼクリア,日光を浴びると濃いグレーに変色します。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
こうやって外して・・・

こうやって外して・・・

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
すぐにこうなります(^^)

すぐにこうなります(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D



調光レンズの使い心地

使い始めて2年になりますが,その便利さにはまってしまい,もう手放せません!

朝の暗い時間から,昼間のきつい日差し,そして夜まで,ずっと何もしないでも調光レンズが,勝手にほぼ透明~真っ黒にまで色が変化してくれるので,自分では何も気にする必要がありません。

夜の8時に家にたどり着いて,「あ,アイウェア着けてたんだっけ」と気づくほどです。

また,日差しの下を走っていて,日陰やトンネルに入って暗くなるときも10秒ほどすれば透明に戻ってくれます。

もっとも,使っているのがExceptionなので,見えにくくて危ないと思ったら,サングラス側レンズを上方にフリップしてしまえばいいので,ダブルで安心です(^^)

実際の色変化のスピードが分かるように,直射日光時に5秒ごとの写真を撮ってみました。

スタート

スタート

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
5秒後。十分,濃くなっています。

5秒後。十分,濃くなっています。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
もうちっと黒くなっています。

もうちっと黒くなっています。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

だいたい,5秒もすれば十分濃くなっています。

逆(黒→透明)は写真に撮りにくいのですが,変化速度が若干遅くて,10秒くらいかかっているような気がします。

やっぱり,トンネルや日陰時に視界が暗くなる場合には,色変化を待つより,さっさとフリップしてしまった方が安全です。



また,色変化は「明るさ」に反応するのではなく,「紫外線」に反応しているようです。最近の自動車のフロントガラスはUVカット仕様になっているでしょうから,自動車運転時に使うと,ずっと透明になってしまい,ほとんどサングラスの意味を成しませんので要注意です。

おいらは,自動車運転のためだけに,Racing Redレンズを使っています。

Racing Redのカラーも好きです。格好いいんだな(^^)

Racing Redのカラーも好きです。格好いいんだな(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D



まとめ

今のところ,この方式(クリップオン方式,フリップ,調光レンズ)はとても気に入っています。

ツールなどを見てしまうと,毎年のようにOAKLEYが欲しくなってしまうのですが,ぐっと我慢です(笑)

調光レンズの良さ・悪さをまとめると以下のとおりです。

  • 1年中,朝~晩まで同じレンズで通せる
  • 色変化は最大10秒くらいかかる
  • 日陰やトンネル突入時などの急激な変化には対応できないので,フリップ式が安心
  • 自動車の運転には不向き

といったところです。

お値段も,度付きレンズに比べれば半額以下ですから,オススメです~

おしまい(^^)


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ノーマルに比べると2倍近いお値段ですが,度付きに比べたら格安です(^^)

2013年08月12日 | カテゴリ:  ウェア | ID: 10748
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