SPD-SLデビュー(2回目,シューズ選び編)
昨日の記事は気合いが入って(?)長くなりすぎ,シューズまでたどり着けませんでした。今日はSDL-SLデビューの2回目。ロードシューズの紹介です。
シューズ選び
今回,SPD-SLデビューするにあたり,ペダルの方はあっさり決まった(4月に購入していました)のですが,シューズの方はちょっと悩みました。
ロード用シューズと言えば,シマノかSIDIといったところがメジャーなところだと思われます。また,ちょっと見かけないブランドとしては,Adidasなんかもあります。
おいらの場合,せっかくロードバイクに乗っている割には「レース志向」というよりも,「遠くにお出かけ&写真」みたいな使い方なので,あまりシビアな性能は要求していません。なので,どのブランドにするにも,エントリーレベルのシューズで十分と思っていました。となると,デザインはカッコイイのですが,お値段的にSIDIは脱落です(本当,かっこいいんですけど......)。
で,前述のように,非レース志向の軟弱ローディーなので,シューズに求める性能もこんな感じです。
- なるべくお安く(これが主眼?)
- できたら軽いのがウレシイ
- デザインはほどほどにカッコイイ奴がいいな
- カーボンソールは高いので,ナイロンで十分です
- ラチェットはあればいいけど,無くてもいいや
といった感じで,「じゃあ,SPDでいいじゃん!」と言われてしまいそうな要求仕様なのですが,とりあえず,こんな観点で色々探してみました。
で,候補に挙がったのが,定番SHIMANOの「SH-R085(メーカーページへ)」やAdidasの「Girano」「Veltano」あたり。
近所のビックカメラや横浜ワイズなんかで下見をしつつ,結局はいつものMARSHさんで試着をしてみて,Adidas「Girano」に決定です。
「Girano」はAdidasのロード用シューズのエントリーモデル。まぁ,ぶっちゃけ最廉価モデルです(笑) ソールはナイロン,バックルはベルクロ,重量は315g,お値段もトップモデルの1/3以下であり,まさにおいらにとっては事前予告(?)通りのグレードのシューズです。
MTBシューズ(SH-MT31)のときは,ろくにサイズ選びをしなかったために痛い目に遭いましたが,今回はMARSHさんで,何サイズも試着してみて適正サイズを選びましたので,サイズに関しては心配無しです。
SPD-SL(ペダル・シューズ)の使い心地
前置きが大変長~くなりましたが,SPD-SLシステムに切り替えてみての感想を。
使い始めてからまだ2回(ショップから家までの5km,ヤビツ峠の100km)しか乗っていませんが,今のところ,これといった問題もなく気に入っています。
「感想」といっても,なんせ初めてのSPD-SLですし,レース志向でも無いので大した事はかけないのですが,以下に箇条書きにまとめてみました。
- シューズが軽い~
- とにかく軽いです。クリート付きで実測してみても片足でたったの305gです。SH-MT31が500g近くありましたから,ここまで差があると,さすがに回すのが軽いです。
- 安定感が全然違う
- クリートは標準装備のフローティングモードですが,それでも,SPDにくらべるとキチッと固定されています。横方向にはある程度のフローティングができますが,上下・前後方向のガタが少ない(またはほとんど無い)ので,引き足でもガタガタしません。やっぱ,SPD-SLにしてみて良かった♪
- リリースが固い!
- ペダルから足を外すのにかなり力がいります。固定力は最弱に設定してあるのですが,それでもべらぼうに固いです。峠でモガいても外れない安心感はありますが,信号などで急に外すのは不可能に近いと思います。早め早めのリリースです。また,リリース時には「パキッ」という音がして,信号待ちをしている一般の方々を驚かしてしまうことがあります(^^;)
- キャッチは快適
- リリース同様,キャッチも固いのですが,こちらは気持ちの良い固さです。SPDと違って,必ずつま先を入れてからじゃないとキャッチできませんが,注意点はそれだけ。キャッチの時には,「パッチン!」という,かなり大きな音がしますが,これで「やる気スイッチ」がパチッと入ります(笑)
- 坂道発進は要注意!
- 坂道の信号待ちなどで,「スタートしたらすぐに力が必要」というとき,左足をちゃんとキャッチさせないうちに回し始めることになってしまうことがあるかと思います。SPDの時は,シューズのソールはゴムでしたから特に問題なかったのですが,ロードシューズは裏がツルツルなので,キャッチできていないときに力を加えると,簡単に滑り落ちてしまい,すねやふくらはぎを強打することになります(店を出て1分後に体験)。これからもやってしまいそうなので,事故未然防止の「カイゼン」をしておきました。これは後日紹介です~。
- そんなに歩きにくくはない
- RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm
よく,ロード用シューズは「ほとんど歩けない」みたいな表現を見かけますが,そんなに極端ではありません。ガムを踏んづけてしまい,さらに木片がつま先の裏に張り付いただけと思えば大丈夫です(大変なことか...)。つま先上がりになってしまいますが,一応は歩くことができます。ただし! クリートには歩行時に滑らないためのゴム(ポンツーン)が付いているのですが,こいつがとっても消耗しやすいので,歩きまくるとあっという間にクリート交換になりそうです。そのうち,ゴムカバーでも買おうかな~
というわけで,さんざん悩んで,念願のSPD-SLシステムに切り替えましたが,意外と簡単に乗りこなすことができています。
また,いくら「歩けないことはない」と言っても,遠出で写真を撮りまくりたいときなんかは,やっぱりSPDシューズの方が圧倒的に楽ですので,そういうときには素直に,PD-A520に付け替えてSH-MT31で出陣です。
最も安い部類のSPD-SLペダルとロードシューズの組合せですが,なかなかいい感じで,「パッチン」とスタートしています~♪
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