STIのカラーカバー(赤),Hudz社「STi Hoods」
インストールが完了した真っ赤(ではないんだけど)なSTIカバー
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8おいらのLOOK号は,09年モデルのPRO TEAMカラー。
派手なカラーリングが多い,トップレンジフレームの中にあって,質素な白ベースのモノクロカラーです。
先日までは,タイヤがオレンジのPRO3 RACEだったため,それなりに彩りがあったのですが,真っ黒けのFUSION3にしてからは,完全に白黒な自転車になっていました。
いくらなんでも,これでは寂しい感じがしてきたので,お手頃なカラーパーツをインストールしてみました。
気に入った点
- ハンドルバーが鮮やかになる
- それ以外の効果は無い
イマイチな点
- 取り付け工事がものすごく大変(STIを外すのだから,ワイヤーも全部やり直し)
- 色合いがイマイチでした
Hudz社のSTIカバー,「STi Hoods」
あまり見かけることはないのですが,ごくまれに雑誌等で,STIのカバーが青かったり,赤かったりする自転車の写真を見かけます。
STIカバー交換前。本当に白黒,彩の少ない自転車である・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8最初は,そのようなスペシャルバージョンのSTIがあるのかと思ったのですが,よく調べると,サードパーティーから赤や青のSTIカバーが出ていることがわかりました。
お値段も2000円程度なので,手軽なイメチェンパーツとして,PRO3 LightをWiggleから輸入したときに一緒に購入しました(いろんな機種向けに作っているみたいです)
これがHudzのSTIカバー,「STi Hoods」。オリジナルとソフトバージョンがありますが,おいらは普通にオリジナルを購入。2000円なり。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D本当は,PRO3 Lightが安すぎ(@3200円)て,送料無料(6500円以上)に届かなかったので,調整するためにお買い物かごに入れたという噂もありますが・・・(笑)
取り付けてみました
金曜日,会社から帰って,晩ご飯を食べて,熱帯魚の水換えをやって,風呂に入って,間食をして,眠くなってきた頃に作業に着手(←早くやれよ・・・)しました。
「カバーを取り替えるだけだし♪」と思って着手したのですが,すぐに「こりゃ大変じゃ~」となりました。
STIのゴムカバーって,前の方から外せると思っていたのですが,逆でした。STIの付け根(=ハンドルバー側)からしかゴムカバーは着脱できない模様。
ということは,,,,我が脳内スパコンが瞬時にはじき出した作業工程は,
- ブレーキのインナーワイヤ(前後)をはずす
- ディレイラのインナーワイヤ(前後)をはずす
- すべてのアウターワイヤをはずす
- STIレバーをハンドルからはずす
- 純正のゴムカバーをはずす
- Hudzのゴムカバーを装着する
- 1~4を逆順に全部戻す
- 前後ディレイラのSIS調整をやり直す
すんごい手間じゃん! 熱帯魚の水換えをやっている場合じゃないよ・・・。
しかも,「どうせインナー&アウター共にやり直すなら」ということで,ワイヤーのルートの方も見直すことにしました。
そのため,さらに下記の手順が追加になります。
- ハンドルバーテープを全部はがす
- 最適なシフトワイヤールーティングを探す
- シフトワイヤを切断する(新しいルートは若干距離が短いため)
- シフトワイヤの切断面の処理を行う(ヤスリ掛け)
- ハンドルバーテープを巻き付ける
気が付いてみると,ものすごく巨大な工事になっていることが判明。すべてのワイヤが張られていない状態に戻して,また張るんじゃん・・・。
STIをハンドルから外し,これからHudzのカバーと付け替えます。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dんでもって,ワイヤを一から張りなおし。あ~楽しい(やけくそ)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dふぅ,やっとこここまで直ってきた。あとは,SISの再調整と,苦手なバーテープ巻きだ。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dと,自ら窮地を招きつつ,およそ2時間ほどで作業完了。眠さとの戦いだったため,Shiro史上,もっともできばえの悪いバーテープ巻きになってしまいました。
交換後の様子
すっかり,「シフトワイヤーの張り替え記事」になってしまいましたが,もともとの目的は,単純にSTIカバーをつけ変えたかっただけなのです(笑)
で,目的どおり,STIカバーは純正の黒から赤に変わりました。
感想はと言うと,,,
ちょっとイメージが違うんだけど・・・
Hudzの「赤」は,おいらが思っていたのより,少し色が薄い感じです。
もっと,真っ赤,真紅の赤がよかったのですが,ちょいと残念。色弱のおいらでも分かるくらい,予想とは違っていました。
ま,これも慣れてくるか・・・?
完成写真。う~む,もう少し濃い赤(真紅)がよかったんだけどなぁ~
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
グリップはとてもいい感じ
これは,装着時から感じていたことですが,ゴムの材質が純正とは異なります。
純正よりもだいぶ柔らかい材質を使っています。
そのせいもあって,手にねっとりと食いついてきます。グリップはかなりあります。
この辺は好みかもしれませんが,おいらは割と気に入りました。ブラケットポジションの時に,手に力を入れなくてすむのが気に入っています。
おしまい
まぁ,莫大な労力をかけた割には,見栄え改善効果の方はちょっとどうかな・・・?という感じではあります。
う~む,やっぱり,いまいちインパクトに欠ける。
バーテープもカラーにしようかな~(どうせ,巻き失敗したし・・・)
ま,この辺は好みの問題なので許してもらいましょう(だれに?) いっそのこと,巻きに失敗したバーテープも取り替えて,赤にしてしまうのもいいかもしれません。
わずか2000円のパーツでここまでデカい記事を書くのはいかがなものか,と反省しつつスタバを後にするおいらでした(笑)
おしまい。
【おまけ】
今回,ついでに実施してしまった,ケーブルルーティングの見直しですが,絶大な効果がありました。
7900系DURA-ACEにしてから,いまいち不満だった「引きの重さ」は,今度こそ完全に解決です。ちょ~軽いです。
前も後ろも,STIの引きはとっても軽くなりました!!
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8DURA-ACEはまったく悪くなく,単純に,おいらの作業が未熟だっただけです。こちらについては,近いうちに紹介します~(^^)
- 【2015.3.10追記】
- 最後の方で「ケーブルルーティング見直し最高!」みたいなことを書いていますが,まだまだ未熟でした。翌年のネオモルフェ化のときに,抜本的に見直しています(こちら)
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