早送り,ジッパー,鯔(ぼら),欧州共同体(?)

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これはアルミホイール(笑) ベタですいません・・・。

これはアルミホイール(笑) ベタですいません・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

冒頭からダジャレで申し訳ないのですが,実は真剣に「ヒルクライム専用ホイール」を考えています。

写真はアルミホイールですが,ねらっているのはカーボンホイールです(^^)

ホイールの悩み

今使っているのは,カンパニョーロのアルミのロープロファイル「SHAMAL ULTRA 2-way FIT」です。

本ブログ内の紹介記事へこちらでも紹介しましたが,ほどほどの軽量であるにも関わらず,ものすごく剛性の高いホイールです。

平地の巡航もいいし,高速(ってほどではないですが)ダウンヒルでもまったく不満の無い頑丈なホイールです。

SHAMALもアルミホイールとしては軽量の部類ですが,それでも,カーボンの超軽量ホイール達と比べると500g程度も重くなっています。

来年の春には再開するヤビツアタックや富士ヒルクライムなどの登り専用に,いわゆる「決戦ホイール」をねらっているのです。


初のカーボンホイールの候補は?

おいらが,次期決戦ホイールを選ぶに当たって考えている前提条件はこんな感じ。

登りでしか使わない
運動神経の鈍いおいらが平地での高速レースに出ることは,今後も無いと思います。もちろん,ロングライドやイベントに出ることはありますが,速度を競うレースに出ることはありません。逆に,ヒルクライムについては末永く楽しむ予定ですので,「登りは決戦ホイール,平地はSHAMAL」という棲む分けになると考えています。
(リムが)軽量なホイールがいいな
ヒルクライム目当ての決戦ホイールですから,やっぱり可能な限り軽量であることが望ましいです。できれば,前後で1200gを切りたいところですので,そうなると,選択肢はローハイトのカーボンということになっていきます。
チューブラーでもいいや
本当は使いなれたクリンチャーがいいのですが,カーボンホイール,特にローハイトの軽量ホイールはチューブラーが標準です(っていうか,クリンチャーをみたことがない)。パンク修理や日常のメンテに心配はありますが,一発勝負の決戦ホイールですから,どんなタイヤシステムでもOKです。そもそも,パンクしたらジ・エンドですし・・・。でも,これで手持ちが,クリンチャー,チューブラー,チューブレスの3種類になっちゃうな。
エアロ性能はあんまり求めない
登りでしか使わないと決めているので,エアロ性能は特に望みません。どんなにがんばっても,ヤビツで30km/hを出すことはできませんから(一部区間のぞく),エアロ性能はどうでもいいです。

こんな使用条件を想定しています。

で,2010年12月現在のwiggle状況や円相場,東アジア情勢,日米の景気動向,家庭内のパワーバランス等を総合的に判断した結果,現時点での次期決戦ホイールは下記に絞られています。

メーカー製品重量
(g)
リム重量
(g)
感想
FastForwardF2R1050250とにかく軽い。また,リムの強度確保に独自の取り組みがされている(体重制限80kgですが・・・)
ZIPP2021095300超軽量だし,ツール等での戦歴が違います。ただし,ちょっとお高いのが難点・・・。
ZIPP3031171346202よりは重量増になりますが,それでもまだ軽量ホイールと言っていい重量。平地でも使える,エアロ特性が魅力。
CampagnoloBORA one1350400?猛烈にかっこいい。Ultra twoの存在は忘れれば大丈夫。が,会社の同僚が先日購入してしまったのが難点(?)
EASTONEC90SLX1175250かなり軽量だけど,公称値と実測値の差が大きいメーカーなのが不安。でも,ものすご~くお安いのが魅力。ZIPPで2セット買えちゃう
ReynoldsMV32T UL1040215EXEさんに薦められて急浮上中。しかし,軽いな~。リム重量が半端じゃない軽さ!!DT Swissだし。
【2010.12.19追記】
ヒルクライムで一番大事な「リム重量」をできる限り調べてみました。ハブやスポークが軽くても,慣性の低さが勝負のヒルクライムではリムが重たいままでは意味がありません。
その結果を表に追記してみましたが,MV32T ULのぶっちぎりです!! 場外から急登場のMV32T ULに決定か!?

ちなみに,我がSHAMAL ULTRA 2-wayのリムは430gもあるらしい・・・(涙)



現時点での有力候補順に書いてみました。

これはFFWD(早送り)。FFWD社の社名の由来はコレであっているらしいです。

これはFFWD(早送り)
社名の由来はコレであっているらしいです

Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

FastForwardはまだ知名度は低いですが(2006年創業ですから),その性能はグランツールでのクイックステップが証明してくれています(まぁ,何を使っても速いんでしょうけど,こういう人たちは。笑)。

使用しているハブやスポークが,ごく一般的に流通しているDT Swiss製というのも良いらしいです(補修しやすい)。

また,カーボンホイールにしては珍しく,リム表面にクリアコーティングが施されていて,見た目にもものすごく格好良くなっています。

が,なぜか,最軽量のF2Rの扱いがいろいろなサイトから消えているのが気になります。F4やF5,F6は見かけるのですが,本家オランダのサイトからもF2Rは消えています。なんかあったのかな!?



これは,ジッパーです(く,苦しい)

これは,ジッパーです(く,苦しい)

Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8

第2候補のZIPP202もものすごく惹かれます。ZIPPと言えば,50mmハイトくらいのディープリムが印象的ですが,ローハイト(でも30mmもありますが)の202は,「ヒルクライム専用」として,ツールの山岳コースでは多くの選手が使用しています。以前は「熱に弱い」という欠点もあったそうですが,最近は改善されているようですし。

また,富士ヒルクライム目当てであれば,勾配が緩いですから,いっそZIPP303という選択肢もありそうです。




とかなんとか言いつつも,実は先立つものがぜんぜん無いので,まだまだ夢想状態です。

クランク(105だよ)取り替えも,ブレーキ(TIAGRAだよ)取り替えもあきらめ,ネオモルフェもあきらめ,飲まず食わずで我慢し続ければ,富士ヒルクライムには間に合うかもしれません。

つい先日,本ブログ内の紹介記事へ冬の間にちゃんとトレーニングしなきゃ!と誓ったばっかりですが,昨年末同様,次期パーツにうつつを抜かす今日この頃です(^^)

あ~,こういう時期が一番楽しい。


(おまけ)
上記候補のホイールを使ってるヨ!という方,または,友人・同僚・親戚・先輩・配偶者・元彼が使っているヨ!とう方がいらしたら,ぜひコメントを~(^^)

【2010.12.19追記】
全体重量だけでなく,リムの重量を分かる範囲で併記してみました。その結果,Reynolds MV32T ULの優位性が際立っていることが分かってきました。あぁ,心が思いっきり傾いてしまう~。F2Rのクリア塗装も好きなんだけどぉ~。

■「ホイール」カテゴリー内の前後記事
2010年12月19日 | カテゴリ:  ホイール | ID: 9925
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