苦節5ヶ月。ネオモルフェ化完了!(後編:使用感)

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完成~(^^) まだ,100kmちょっとしか走っていませんが,大満足です(^^)

完成~(^^) まだ,100kmちょっとしか走っていませんが,大満足です(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

本ブログ内の紹介記事へ特徴紹介編本ブログ内の紹介記事へ取付作業編,と続いたネオモルフェ記事ですが,最終回はいよいよ使用編です。

「インプレ記事」なんていうと格好いいのですが,そんなたいそうなものではなく,いつものフォトポタ日記の通り,「こんな感じでした♪」的な,ゆる~い使用感想文です(^^)

気に入った点

  • 見た目が超格好いい,モチベーションが上がり放題(笑)
  • トップバーの扁平部分が握りやすい
  • 下ハンドルの湾曲も握りやすい
  • (配線の問題だけど)ステアリングが軽くなった

イマイチな点

  • 複雑な形状なので,バーテープを選ぶ(厚手はダメ)
  • 国内価格が高すぎる・・・(当時は4万円ほど)

気に入っているところ

ネオモルフェを装着したのが4月始めで,まだ,100kmちょっとしか走っていないので,長距離走行時の疲労感などの良し悪しは分かりません。

ご近所鎌倉一周(30km)やヤビツアタック(12km)という,限られた走行ですが,まずは気に入っている点から紹介します。



モチベーション向上効果は抜群(笑)

ハンドルを見てやる気が出る人種も稀だとは思いますが・・・。

ハンドルを見てやる気が出る人種も稀だとは思いますが・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

完全に自己満足です(笑)

この,やたらと複雑な有機的デザインのおかげで,やる気がふつふつと沸いてきます。

走っていて,他人のハンドルが気になることは100%ありませんが,自分のハンドルはとても気になります。握りやすさや,剛性,重量などとは次元が違う,「やる気を引き出す」度は満点です(^^)



トップバーが握りやすい

トップ部分は,こんな風に,微妙~に凹んでいます。

トップ部分は,こんな風に,微妙~に凹んでいます。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

ヒルクライムではトップバーを握ることが多いのですが,この部分がとても握りやすいです。

奇抜な形状が満載なネオモルフェにしては,わりと地味なポイントなのですが(笑),トップバーは写真の通り,緩やかな曲線で膨らんでいます。

また,トップはフラットなのではなく,僅かながら凹んでもいるのです。

この辺の微妙な形状が,地味に,握りやすさに貢献しています。

また,滑りやすさと諸刃の剣かもしれないのですが,バーテープを巻いていないため,直径が細く,おいらの小さな手でも握りやすくなっています。



下ハンドルが握りやすい

とてもコンパクトな形状な上,バーエンドのライズが握りやすさを増します。

とてもコンパクトな形状な上,バーエンドのライズが握りやすさを増します。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

ネオモルフェは,リーチ80mm,ドロップ120mmということで,今まで使っていた本ブログ内の紹介記事へFSA Wing Pro Compact(リーチ80mm,ドロップ125mm)とほぼ同じサイズ。

FSAも下ハンが握りやすかったのですが,ネオモルフェはさらに握りやすくなっています。

また,ハンドルバーのエンド部分がライズしているのですが,これもまた,下ハンドルの握り易さに貢献しています。

まぁ,ヒルクライムバカなので,ほとんど握ることのない部分ではあるのですが・・・(笑)



とても軽いステアリング(^^)

左右のシフトケーブルがクロスしなくなり,ステアリングがとても軽くなりました(^^)

左右のシフトケーブルがクロスしなくなり,ステアリングがとても軽くなりました(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

ネオモルフェかどうか,とではなく,ケーブルルーティングの問題かと思うのですが,ステアリングがとても軽くなりました。

本ブログ内の紹介記事へ取り付け編でも書いたのですが,FSAの頃は左右のシフトケーブルから強い力でセンタリングされていたので,ハンドルを左右に切るのが重くなっていました。

今回の作業でケーブルルーティングを見直したことで,とても軽くステアリングを左右に切ることができるようになりました。

まぁ,自動二輪もそうですが,自転車で左右に曲がるのハンドルを切ることはあまりなく,交差点で直角に曲がるときくらいですが,それでも,うれしい限りです。

また,この影響で,特に直進性が悪くなったということはなく,むしろ,手放しでどこまでもまっすぐ走れるようになりました。

おそらく,わずかな体重移動でも,ちゃんとハンドルが左右に曲がってくれるので,手放し運転が安定する用になったのだと思います。

ジャージのチャックの上げ下げのたびに,停車する必要がなくなりました(笑)

書き忘れていましたが,シフトケーブルはこのルートになります。

書き忘れていましたが,シフトケーブルはこのルートになります。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D



気になる点

今のところ,不満な点は皆無ですが,これから先のことを考えると,少し気になる点もあるので,書き留めておきます。



剥き出しのトップバーは汗で滑らないか?

トップバーは,カーボンが剥き出しです。見た目はいいんだけど,夏の汗が心配・・・。

トップバーは,カーボンが剥き出しです。見た目はいいんだけど,夏の汗が心配・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

ネオモルフェは,構造上,トップバーにはバーテープは巻きません。

無理矢理巻こうと思えばできるのですが,ケーブル内蔵処理のためのカバー(Cinelli)の部分で,ガタガタになってしまうと思われます。

バーテープを巻かないおかげで,直径が細くなり,小さい手のおいらは握りやすいというメリットがある反面,夏場には汗で滑らないかという懸念があります。


おいらは,真夏でもフルフィンガーグローブを使っているので,素手よりはマシだとは思うのですが,結論は8月まで待つとしましょう。



バーテープは薄手にした方が良さそう

今回は,LOOKの分厚いコルクタイプにしてしまいましたが,もっと薄手の方が良いでしょう。

今回は,LOOKの分厚いコルクタイプにしてしまいましたが,もっと薄手の方が良いでしょう。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

薄手がよさそう,と言うより,厚手はダメという感じ。

ネオモルフェは,随所に凹みやフラット部などが設けてあるのですが,厚手のバーテープだとこれらの特徴がスポイルされてしまいます。

今回,LOOKの厚手のバーテープにしてしまったため,たとえば,STI下部の凹みは注意して探さないと分からないくらいになってしまいました。

可能な限り薄手のバーテープにした方が良いかと思います。



振動吸収性は,,,たぶん,一生わからない(笑)

思いっきり,カーボン柄です。あたりまえですが・・・。

思いっきり,カーボン柄です。あたりまえですが・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

カーボンを使った自転車製品は,必ずと言っていいほど,「振動吸収性うんぬん」という特徴が書かれています。

フレーム,シートポスト,ステム,ホイール,そして,ハンドルバーも。

しかし,おいらレベルのサンデーライダーの場合,フレームですら「カーボンの振動吸収性の高さ」を感じるのは難しい気がします。

正直言って,見栄えと,軽さしかわかりません。

ホイールだけは例外で,軽さと振動吸収性の両方を感じることができますが,今まで使った他のパーツでは,正直言って,よくわかりませんでした。

ネオモルフェも振動吸収性の高さによって疲労しにくい,ということになっていますが,正直言って,ぜんぜんわかりません。

今のところ,最長でも1日50kmくらいしか乗っていないからかもしれませんが,おそらく,200km乗っても,このメリットは感じられないだろうなぁ・・・。先に脚が疲れちゃうし(笑)



まとめ

トップバーの汗対策が少しだけ気になりますが,とにかくどこを握ってもつかみやすく,非常に気に入ったハンドルバーであります。

やはり,体に直接触れるパーツが気に入ったものだと,うれしさが倍増です(^^)

こう書いていて気がつきましたが,ロードバイクの場合,「体に直接触れないパーツ」の方が少ないのですね。ホイールやディレイラくらいでしょうか。あとは,何らかの形で体に接していますもんね(^^)

まぁ,とにかく,今年最後の大型パーツ交換でしょうけど,大成功のようです。



3回にわたってお届けしてきたネオモルフェシリーズも今回でおしまい。ロングライドでの使用感や汗対策については,8月ごろにご紹介することにして,明日からは通常営業に戻ります(^^)



■「ハンドル」カテゴリー内の前後記事
2011年04月22日 | カテゴリ:  ハンドル | ID: 10016
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