新年工作第1弾(?),サイコンホルダーの自作

1件新しい記事(世界初(?)「木製サイコンホルダー」を作ってみました)
朝日を浴びて(家の中だけど),光り輝くPOLAR CS400さま。

朝日を浴びて(家の中だけど),光り輝くPOLAR CS400さま。

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

改めて宣言するほどではありませんが,サイコンが大好きです。

今も,LGS RHC号に付けたPOLARとSIGMAの2個のサイコンに囲まれて幸福感を味わっている(バカだ・・・)のですが,一つだけ困ったことがあります。

それは,「サイコンの取り付け位置が手前すぎてよく見えない」ことです。ライディングポジションのせいかもしれないのですが,特にハンドルのドロップ部分を握って走るときには,目線をかなり下に向けないと見ることができなくて,前方不注意になってしまいそうです。

そこで,巷で「サイコンホルダー」とか「サイコンマウント」などと称される物を自作(というほどではないのですが・・)してみました。

工作編

本当は,FSAの「あさひへコントロールセンター」が欲しかったのですが,これだけで4,000円近いというお値段は出しづらいです(サイコンがもう1個買えちゃうョ・・・)。また,外部サイトへnagamaru_0813さんおすすめ外部サイトへCycle Shop TAKIZAWAオリジナルのマウントなんかもよかったのですが,これでもまだおいら的にはお高く,できれば,1,000円以内で収めたいところです。

そこで,目を付けたのが,日本が世界に誇るサイコン&ライトメーカーCATEYE社の豊富な保守部品群。どこのショップに行っても,CATEYEの保守部品はかなりの品種がそろえられているため,これらの中から,サイコンホルダーとして使えそうなパーツを探してみることにしました。

いろんな店に置いてあるいろんな部品を探してみた結果,商品番号#169-9236の「ブラケットキット」(楽天で最安値検索)を発見しました。

こいつは,同社の「CC-CD300DW」「CC-HR200DW」というサイコンのマウントなのですが,ごらんのように,ハンドルバーから前方に飛び出した位置にサイコンを取り付けることができる,希望通りのデザインなのです。

手前のデカイ輪っかをハンドルにはめ,前方に伸びたアームにサイコンを載せるデザイン。

手前のデカイ輪っかをハンドルにはめ,前方に伸びたアームにサイコンを載せるデザイン。

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

ハンドルバー径も31.8mmまで対応しているので,LGS RHC号で使っているFSAの「本ブログ内の紹介記事へWING PRO31 COMPACT」にも取り付けることができますし,取り付けはネジ止め式なので安定感もあります。

これをハンドルバー中央付近に取り付けると,支持する棒(?)が前方へ5cmほど突き出ますので,後は,横向きに適当な丸棒を付けてあげれば,SIGMAやPOLARのサイコン台座を取り付けることができるはずです。

しかし,この「横向きの適当な丸棒」を探したのですが,なかなか見つからないのです・・・。

自転車屋さんを始め,近所のDIY店などを探してみたのですが,

フィルムケース
一応いけそうなんですが,見た目が小学生の「夏休みの工作」的になってしまうのが難点。

アルミ製のコショウ入れ

ダイソーで発見。穴さえあいてなければかなり使えそうでした(が,それではコショウ入れにならないけど・・・)

木の丸棒

φ30mmの丸棒をDIY店で発見しました。まぁ,使えないことはないのですが,自転車パーツで「木」というのがちょっと・・・

#169-9236を買ってから2週間ほど探し回ったのですが,なかなかちょうどいい物が見つかりませんでした。

そんな,失意のどん底(オーバーだよ・・・)の中,何気なく,家の「自転車部品箱」を見てみると,本ブログ内の紹介記事へ以前紹介した,クイックレバーにライト類を取り付けるためのアダプタ,あさひの「ともしび」を発見しました。

この「ともしび」,直径は25mmほどでちょうどよいし,底辺には親切にねじ穴までついています。さんざん探し回ったあげく,幸せの青い鳥は家の中にいたのでした。

「ともしび」は,買えば700円程度ですが,もともと家に転がっていたので出費は0円です。以前はLGS SIX号で,前方の路面を照らすために使っていたのですが,本ブログ内の紹介記事へ最近はANTAREXの強力なライトを使っているため,「ともしび」の出番は無くなっていたのです。

さっそく,#169-9236と「ともしび」をネジで合体させてみると,まさに求めていたサイコンホルダーの完成です!

おぉ,まさに思い描いていたとおりのサイコンマウントの完成だ!

おぉ,まさに思い描いていたとおりのサイコンマウントの完成だ!

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D


使用編

お手製サイコンホルダーにPOLAR CS400を載せて走ってみました。

POLARマウントはギリギリサイズです。

POLARマウントはギリギリサイズです。

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

今まではハンドルバーのフラット部分に付けていましたから,お手製ホルダーにしたことによって,前方に5cmほど移動したことになります。

たった5cmではありますが,サイコンの見やすさが格段に向上しました。今までは,首を下げて直視する(危ない)か,ものすごい下目使いをする(でも見えない)のどちらかでしたが,ちょっと下目使いをすれば見えるというレベルになりました。

たった5cmほどですが,こうして見ると,かなり前方に移動したことが分かります。

たった5cmほどですが,こうして見ると,かなり前方に移動したことが分かります。

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

ガタやブレも特に問題ありませんし,見た目的にも,ホワイトハンドルの「白」の部分がより見えるようになって,かえって改善された気がします。

ようやく,ハンドルバーの「FSA」ロゴが見えるようになりました。あとは,SIGMAをどかせば・・・。

ようやく,ハンドルバーの「FSA」ロゴが見えるようになりました。あとは,SIGMAをどかせば・・・。

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

ただ,#169-9236はプラスチック製な上,全体的に細身なので,強度は若干劣ります。ぽっきりと折れてしまうことは無いと思いますが,サイコンのボタンを押す際に,人差し指だけで押すとマウントごと歪んでしまって押し込めません。ちゃんと親指と人差し指で挟んで押すようにしてあげた方が良さそうです。

また,「ともしび」を使ったことで,若干重量増加になってしまいました。この点については,緊急性は低いものの,軽いに越したことはないので,さらに代用品の検討を新年も継続していく予定です(ダイソーのコショウ入れ,良さそうなんだけどなぁ・・・。もちろん中空で軽量だし)。

今回の材料一覧(というほどではないが・・・)

今回の材料一覧(というほどではないが・・・)

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

以上,新年ということで,どーんと景気のよい話でスタートしたかったのですが,いつもの「フォトポタ日記」らしく,小市民的なプチ工作ネタからのスタートでした。

今年もよろしくお願いします~
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【2009.5.28 追記】
使用した「灯火」は少し重い(50g)ので,本ブログ内の紹介記事へこの部分を「木」に変えてみました。自転車用パーツを木で作ってのはどうかと思いますが・・・(笑)

■「DIY」カテゴリー内の前後記事
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まさにおいらが探し求めていたカタチ

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素直にコレで良かったのでは?という噂もありますが・・・

2009年01月04日 | カテゴリ:  DIY | ID: 1887
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