交換時期もミッシングしていました。KMCの「ミッシングリング」
手前が新品のミッシングリンク。後ろ側が4年間,約10000km使用後。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8先日,ヒルクライマー仲間のShigeさんが,箱根をヒルクライム中にチェーンがディレイラに絡んでしまい,ハンガーが折れてしまうという災難に遭遇されました。
幸い,優しい奥さんにお迎えに来てもらったようですし,緩んだチェーンや外れたディレイラがスポークなどに絡まるような大トラブルには発展しませんでした。
おいら自身に置き換えてみると,チェーンやディレイラが外れたらこのときのような事態に発展しているでしょうし,あまり優しくは・・・以下自粛,のツマが迎えに来てくれることは絶対にありえず,ぶっ壊れたホイールと自転車を担いで,どんな遠方からでも徒歩で泣きながら帰ってくることになるでしょう。
そうならないためにも・・・。
ざっくり言うと
- ミッシングリンク(10速)にも寿命がある
- たまには交換しないとまずい
- 着脱10回,走行10000km,使用4年で交換しました
KMCのチェーンコネクタ「ミッシングリンク」の寿命は?
チェーンを簡単に切断・接続できるということで,595号では4年からKMCの「ミッシングリンク」を使っています。
ミッシングリンク以前には,LGS SIX号やRHC号でSRAMの「パワーリンク」という同種のコネクタを使っていたのですが,ある日あっさりと破損して,チェーンが丸ごとなくなるという,ミッシングチェーン状態になったことがあります。
ミッシングリンク以前は,SRAMのパワーリンクを使っていました。
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8このトラブルは,LGS SIX号で超低速で走行中に発生したので,キレイにチェーンが路上に落ちるだけで,自転車本体やホイールに絡むことが無かったのですが,その可能性がゼロではないことに気が付き,もうちっと評判のいい,KMCミッシングリンクに交換しました。
595号では,コンポをDURA-ACE化した4年前から使用しています。
合計で10000kmくらい走っているのですが,今まで一度もミッシングリンクを交換していないことに気が付きました。
そもそも,チェーンですら気が付かないで10000kmも使用し続けてしまうくらいですから,コネクタについては全然気が回っていませんでした・・・。
ネットでは,「3回着脱したら交換」「毎回交換」などの情報が飛び交っているのですが,自身の遣い方を振り返ってみると・・・。
- 交換回数=10回以上
- 走行距離=10000km
- 使用期間=4年間
という有様で,巷で言われている交換限度を全く無視して,延々と使い続けていたようです・・・。
サクッと交換しましょう
ミッシングリンクのお値段は,2個セットで1000円程度。
毎年,シフト・ブレーキワイヤー,バーテープを全量交換しているのに比べたら微々たる費用です。
しかも,家の工具箱を見たら,「念のために」とミッシングリングの買い置きが見つかりました。
ミッシングリンクといい,ブレーキシューといい,どうも,おいらは消耗品が消耗しきらないと交換しないという,生来のケチ臭さがヌケ切れていないようです・・・。
と,猛反省しつつ,ミッシングリンクの交換は5分ほどで完了。
明らかに右側(使用済み)の方が傷んでます。実際,着脱は拍子抜けるするくらい簡単にできてしまいます。左(使用前)はかなりキツイです。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8この賢明な交換によって,今週末のCCCFで,
- ダウンヒルで80km/hまで加速(多少誇張アリ)
- ミッシングリンク破損
- チェーンがスポークに絡む
- リアホイールがロックして転倒
- 先頭で走っていたので(多少誇張アリ),後続の数百台が突っ込んでくる
となり,さらに買ったばかりのFFWD F4Rが先代と同じ理由で全損になるというオマケも付いてくる事態は避けられそうです。
そう言えば,外したミッシングリンクはどうしたかって?
念のために(この表現好きね),車載のツールボトルに忍ばせておきました。やっぱり,けち臭いなぁ・・・(笑)
みなさんも,ぶっ壊れてしまってからは手遅れですから,定期的なコネクタ交換を!(^^)
- ■「その他」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:TOPEAKのドロヨケ,「DeFender RC11」
- 1件古い記事 :究極のドライオイル,イノテック(innotech)105-まとめ