ブレーキを105に換装!(ギリシャ語勉強編)
先週,長年(1年半だけど)親しんだ,TIAGRAブレーキに別れを告げ,ついにLGS RHC号のブレーキキャリパーを交換することにしました。
そもそも,おいらの07LGS RHCは,カタログ上では「SHIMANO 105」と誇らしげに書かれていますが,105クラスのパーツはリアディレイラだけだったりします。それ以外の,STI,ブレーキ,クランク,スプロケなどなど,残りは全部TIAGRAです。なんとなく,インチキっぽいような気がしないでも無い…。
LGS RHC号のブレーキは前後ともにTIAGRAクラス。
リアブレーキはあまり使わないのであまり気にならないのですが,フロントの制動力は購入当初から「こんなもんかい?」という気がしていました。シューをULTEGRA(R55C2)に交換して多少は改善されましたが,それでも,MTBの頃のVブレーキに比べると,なんとも心細い感じ。
入門書などでは,「フロントを思いっきりかけると危険。ジャックナイフになります♪」みたいな事が書かれていますが,かなり強くかけても,そうなるほど強い制動力を発揮してくれません。おいらの握力が女性並みに低いのも一因かと思うのですが,それにしても,効きが弱いのです。
気になるので,ブレーキレバーを握ったときのキャリパーを見てみると(もちろん,室内でね),シューがリムに当たってからも,かなりレバーを握ることができます。そこで,もっと細かく見てみると,キャリパーのアームがかなり弾性変形していることが分かりました。
(同じ事をLGS SIX号のリアでやると,シートステーが膨らむのが分かります。まぁ,安物フレームなのでしょうがないのですが……)
TIAGRAクラスのブレーキキャリパーは普通のアルミ製。105以上のクラス(105,ULTEGRA,SL,DURA-ACE)では冷間鍛造アルミ製になっています。細かいことはよく分からんのですが,冷間鍛造の方が強度が高いようです。
そこで,思い切ってキャリパーを交換することにしました。
本当は,ULTEGRAやSLあたりがいいかと思ったのですが,
- お値段が高い。ULTEGRAだと前だけで6,000円,DURA-ACEなら10,000円以上する!
- デザイン的には105の方が好き(TIAGRAも嫌いじゃない)
- 重さもあんまりかわらない
- ピボットの受けがベアリングかどうかも,そんなに気にしない
ということで,主にお財布の問題により,105(黒じゃなくて従来のシルバー)に換装することにしました。また,主にお財布の問題により(しつこい!),前キャリパーだけです。自動二輪の頃からの癖ですが,後ろは当てブレーキくらいしか使わないので,まぁ,ええでしょう。
というわけで,とっても前置きが長~くなりましたが,要するにLGS RHC号の前ブレーキをTIAGRA→105に換装することにしたのです。
そこで,さっそく,会社帰りに藤沢駅前のビックカメラに寄って購入したのですが,ツマへの証拠隠滅ゴミ削減のため,箱は持ち帰らず,ショーケースから直接出してもらって持ち帰ることにしました。
その結果がコレ。ギリシャ語(だと思うんだけど)の取扱説明書です……。
一体,どう読んだらいいのやら。
シマノパーツの取扱説明書は,一体何カ国語で書かれているんだ?というくらい,さまざまな国の言葉で書かれているのですが,肝心の日本語の説明書を持ち帰り忘れたようです(アホだ)
いまさら説明書だけを取りに駅まで行くのも面倒くさいし,できればこの土日でくっつけてしまいたい。手元にある説明書は,ギリシャ語以外にはデンマーク語,スウェーデン語,フィンランド語,中国語で書かれています。
かくなるうえは,これら5カ国語の中で,もっとも分かりやすそうな中国語(漢字だからってだけだけど…)のページを参照しながら,がんばってみようかと思ったのですが,よくよく調べてみたら,シマノのページにPDFの説明書(しかも日本語だ!)がありました。
命を預ける部品だけに,ちゃんと母国語説明書を読みつつ,真剣に換装作業に取り組む所存であります!
【おまけ】
実は,ワイヤーカッターも購入しました。フフフ……
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