ブレーキ関係メンテ(その1:シュー交換)
じゃーん,予備のブレーキシュー登場!
Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8久しぶりに,自転車メンテ関係の小ネタを2つ,「ブレーキシューの交換」と「リムのお掃除」紹介します。
ここのところ,ずっと自転車いじりにかける時間がほとんど無かったのですが,見るに見かねて,いよいよ着手です。
とりあえず,今回はブレキーシューの交換のお話。
ブレーキシューの交換
過去に何度か書いたことがあるのですが,おいらは普段,あんまりブレーキを使っていません。
信号で止まるときは,だいぶ手前から漕ぐのをやめて惰性で走っているので,交差点に近づくころには,ほんのチョイだけブレーキを触るだけで停まってしまいます。
だから,フルブレーキが必要になったときにちゃんとできないので直そうと思うのですが,この怠け癖はなかなか直らず,全然ブレーキシューが減らない日々を過ごしています。
走行そうこうしているうちに月日は流れ,今使っているブレーキシューは2011年3月にブレーキをDURA-ACEに交換した時から丸3年にわたって使い続けていることに気が付きました。
すごいですよね,丸3年,一度もシューを交換しないなんて・・・。
前述のように,ちっともブレーキを使わないので磨耗量は微々たるものなのですが,最近,ブレーキをかけると,カーボンホイール用ブレーキシュー(コルクタイプ)のような「カサカサカサ~」という乾いた音がするようになってきました。
音も変ですが,効き具合も以前に比べると明らかに悪くなってきていました。
外したブレーキシュー。表面はガビガビです・・・。
Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8どうも,長年同じシューを使い続けた結果,ゴムが経年で硬化してきてしまったようです。
なんてこったい!
シューを新品(古いんだけど)に交換!
古いシューを使い続けたせいでブレーキが効かなくなり,交差点で停まれなくなって,横から来た10tダンプカーに跳ね飛ばされ,飛行中に「シューを交換しておけばよかった~!」と後悔しても遅いので,当たり前ですがシューを交換することにしました。
幸い,家の自転車パーツ箱の中から,未使用のDURA-ACEのブレーキシューが出てきたので,これを使います。
確かにDURA-ACEだけど,7800じゃん!!
Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8いや,待てよ・・・。
丸3年もシューを交換していないっていうことは,予備で持っていたシューはさらに古いってことじゃん!
改めて,未使用のシューを見てみると,確かにDURA-ACEグレードではあるのですが,なんと一世代前のBR-7800用のブレーキシューでした。
残念ながら製造年月は分かりませんが,軽く4年くらい前のようなブツです。
上が3年使った7900のシュー,下が3年待機していた7800のシューです(^^)
Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8「使って大丈夫か?」「20tダンプに飛ばされないか?」と危惧したのですが,屋外で酷使したシューとは違って,パーツ箱の中で静かに暮らしていた未使用シューは,まだ柔らかさを保っていました(ホッ)。
交換後,ちょっと近所を走ってみたのですが,その効き具合の差は絶大でした。
カサカサ音も聞こえないし,握力に合わせてムギュゥ~とブレーキが効いていくのが気持ちい感じ。
カートリッジ式のブレーキシューはたいしたお値段ではありませんから,仮に磨耗していなくても,30tダンプカーに跳ねられる前に,毎年くらいの頻度で交換したほうが良さそうですね。
3年もたって,ようやく反省です(^^;)
次回は,リムのブレーキ面清掃を紹介の予定です~
おしまい。
要するにこんなお話
- ハードなブレーキングをしないので,シューがちっとも磨耗しない
- それに甘えて3年も無交換でいたら,シューが経年劣化(硬化)してしまった
- そんなに高くないパーツなので,年1回は交換しましょう
- 交換後の様子? もちろん,ブレーキタッチは柔らかく,効きも良くなりました(^^)
次回は,この汚~いリムがキレイになるお話です(^^)
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