TOPEAKの巨大サドルバッグ『DynaPack』

1件新しい記事(夏の必需品。CW-Xのアームカバー(HUO608)) 1件古い記事(秘技,濡れマフラーの術! モンベルの『クールネックゲーター』)
おいらの大好きな「どら焼き」もたくさん積めます♪
おいらの大好きな「どら焼き」もたくさん積めます♪
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

本ブログ内の紹介記事へ先日の富士山ヒルクライム初挑戦に合わせ,ずっと前から目を付けていた,TOPEAKの『DynaPack』(楽天最安値へ)という巨大サドルバッグ(?)を購入しました。

シンプル外観のRHC号に巨大サドルバッグを付けるか否かについては,さんざん悩んだのですが,実際に富士山周辺を丸一日走ってみた結果,そのお役立ち度合いから「ツーリングの必需品」に格上げです。

気に入った点

  • ものすごい積載量
  • 体にかかる負担から解放される
  • ドロヨケにもなる
  • 防水カバーも付いている
  • テールライトを引っ掛けられる

イマイチな点

  • カーボンシートポストでは装着できない
  • LOOK595になった時に,妹(アルミのColnago)に譲りました

普段のご近所ポタでは荷物は大した量じゃないので,本ブログ内の紹介記事へウェストバッグ本ブログ内の紹介記事へ小さなサドルバッグで十分です。しかし,ロングツーリングになると,輪行用品(これが一番場所を取る...)や,携行食糧,多めなパンク修理キット,ミニ三脚(持っていくなよ...)などで,どうしても大荷物になりがちです。

そこで,サドルではなく,シートポストに付ける巨大バッグ『DynaPack』です。

DynaPackは,EVAフォーミングされた,がっちりした形状のバッグをアルミのフレームに収めた構造で,容量はおよそ5リットル。普通のサドルバッグとは比較にならないくらいデカイバッグです。

アルミのフレームにがっちりとはまり,かなり頑丈な作りです。
アルミのフレームにがっちりとはまり,かなり頑丈な作りです。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

取付は,シートポストにバンドで付けたアタッチメントと,ワンタッチで着脱できます。1点だけで支持しているので不安でしたが,STIレバーと同じ仕組みで取り付けている(アーレンキーで締め付ける)ため,特にふらつきや滑りもなく,がっちり取り付けられました。

さて,この辺まではカタログや本ブログ内の紹介記事へTOPEAKのサイトにも書いてありますが,実際に富士山で170kmを走ってみた感想はというと,こんな感じでした。

雨に強い!

これは意外でした。専用のレインカバーが付いていて,「こんな無駄な物まで付けて...」と呆れていたのですが,実際に雨中走行をしてみると,ものすごく頼りになりました。

土砂降りでも,レインカバーを付ければ完全防水!
土砂降りでも,レインカバーを付ければ完全防水!
RICOH Caplio GX100

身の回りの,濡れては困る物(デジカメ,メモリ,電池,携帯など)は全部この中に入れておけば安心です。


さらに便利だったのは,シートポストから後方に長く伸びた形状のため,雨中走行時に「泥よけ」になってくれるのです。

走行中はこんな感じ。完全にリアタイヤの泥よけになっています♪
走行中はこんな感じ。完全にリアタイヤの泥よけになっています♪
RICOH Caplio GX100 +

これは全く予想外の裏ドラでして,家についてDynaPackを見たら底部が泥で真っ黒けになっていて,「あぁ,コレがなかったら,おいらの背中が真っ黒だったのか!」と気が付きました。

「物が入る」のは,そのための商品ですから当たり前ではあるのですが,防水箱&泥よけ機能には助かりました。特に後者は,なかなか気が付きにくい利点ですので,TOPEAK社ももっと宣伝すべきでは?と思ったりしました(笑)


結構モノが入る

写真を見ると分かるとおり,ツーリング時の身の回りの小物は大抵この中に収納することができます。

富士山チャレンジの時の荷物。これに,どら焼き×3+オニギリが入る。
富士山チャレンジの時の荷物。これに,どら焼き×3+オニギリが入る。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

【2008.09.23修正】 写真の中に,デジカメ(GX100)とサイコン(POLAR CS400,SIGMA 1600)が写っていますが,これらはダイナパックには入れていませんです。デジカメはウェストバッグ,サイコンは自転車に付けています(当たり前か...)。ちょっと誇大広告になっちゃっていたので,修正です。そのほかの物は,全部詰め込んでいました。 ちなみに,どら焼きは中村屋のです(^^)

ファスナーを開けるとパカッと蓋が開くのですが,この蓋の部分にもファスナーがあり,開けると,まだまだ荷物を詰め込むことができます。

「フタ」の側にもたくさん入れられます。こちらには,パンク修理セットなどを入れています。
「フタ」の側にもたくさん入れられます。こちらには,パンク修理セットなどを入れています。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D


見た目はまぁまぁ。走りへの影響もなんとかガマン

DynaPackの取付角度は微妙に上に向いているので,結構重心が高くなります。その上,おいらのRHC号はホリゾンタルフレームなので,取付位置が高くなってしまいました。

RHC号の場合,ちょっと取付位置が高くなってしまうのが難点と言えば難点。
RHC号の場合,ちょっと取付位置が高くなってしまうのが難点と言えば難点。
RICOH Caplio GX100 +

スローピングだと,もう少しリアタイヤに近い位置になるのかもしれませんが,まぁ,見た目的にはなんとか許せる状態です。ただ,同じTOPEAKから姉妹品で『DynaPack DX』という,もう一回りデカイバッグも出ているのですが,さすがにアレだと,ちょっと格好悪いかもしれません。

また,走りへの影響ですが,思ったほどではありませんでした。

重心が高くなることで,若干,フレームを左右に揺すってのダンシングがやりづらくなりますが,まぁ,慣れの問題かと思います。シートポストの遙か後方に位置しますので,ペダリングには全く影響は有りません。

持ち歩きの時は,上部のベルトの部分を持ちます。びよんと伸びるのです。
持ち歩きの時は,上部のベルトの部分を持ちます。びよんと伸びるのです。
Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

ただ,乗り降り(特に降りるとき)に,うっかり脚を引っかけてしまうと,にっちもっちもいかなくなる事があります。ビンディングでの立ちゴケなみに格好悪いので要注意です。(片足が自転車のサドルに引っかかって,外れなくなる,かなり間抜けな格好...)

まとめ

とまぁ,若干の注意事項はありますが,ロングツーリング(と言っても,日帰りレベル)にはとっても便利なバッグです。

ちょっと写真が悪いけど,取り付けた感じはこんなです。これでほぼ手ぶらでツーリングできます♪
ちょっと写真が悪いけど,取り付けた感じはこんなです。これでほぼ手ぶらでツーリングできます♪
RICOH Caplio GX100 +

特に夏場は,ボトルを2本付けてしまうと,自転車の積載能力はほぼ0ですから,輪行グッズ(袋・エンド保護など)や食品類は,背中に背負うしかなくなってしまいます。しかも,夏はできるだけ背中には何も背負いたくないでしょうから,そんなときには是非ご検討を~。

(^^)v
【2008.08.24 追記】
上から見た感じと,持ち歩き時のベルトの様子の写真を追加しました。

【2008.09.23 修正】

ダイナパックに詰め込んでいた物一覧の写真中に,ウェストバッグに入れていたデジカメと,自転車に付けていたサイコンまで入っていたので,修正しました。

【2009.04.19 追記】

カーボンシートポストには装着できません。つい先日,Bontragerのカーボンポストに換えてから気が付きました。どうしたもんだか・・・

【2010.03.07 追記】

カーボンポストどころか,自転車全体をカーボン化(LOOK号)してしまったため,全く出番が無くなってしまいました。オークションに出すほどじゃないし,完全にオブジェ化してしまっています(困)



■「ウェア」カテゴリー内の前後記事
■ネットで詳細情報を探す

2008年08月18日 | カテゴリ:  ウェア | ID: 986
トラックバック: 0
http://garneau.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/966