秘技,濡れマフラーの術! モンベルの『クールネックゲーター』
以前にも書きましたが,おいらは日焼けにとても弱い体質で,すぐに肌が真っ赤になってしまいます。そのため,今年の夏は「美白」を保つため,脚はニッカー(ビブだし),腕はロングスリーブ,頭はもちろんヘルメットで,可能な限り肌の露出を抑えたスタイルで走っています。
しかし,まるで「耳無し芳一」のような話ですが,まったくノーガードな部分がありました。それは,,,「首」です。(耳もそうですけど...)
気に入った点
- サイズ調整ができる
- とても通気性がいい(ウィックロンという素材)
- 日焼けしない
- 水に濡らすとすごく涼しい
- 7年経ってもまだ使っている(2015年現在)
イマイチな点
- 特になし!
炎天下を自転車で走ると,首の後ろが直射日光を浴びて日焼けしてしまいます。特にロードバイクの場合は,前傾姿勢がキツイ分,よりひどく,盛大に日焼けしてしまいます。去年はこれで泣かされました(涙)
そこで,今年は,モンベルの「クールネックゲーター(モンベルへ)」なる物を試してみました。
クールネックゲーターは,この前の冬に大活躍したネックゲーターの夏バージョン,涼しさをもたらし,日焼けを遠ざけるための首輪なのです。
素材は,モンベルお得意の「ウィックロンクール(モンベルへ)」という素材で編まれており,素早く汗を吸収して外部に放散することで,涼しさをもたらしてくれます。また,もちろんUVカットになっているので,日焼けも防止してくれます。似たような素材の「ジオライン3D」に比べ,もっと頑丈な作りになっています(ほつれにくい)。
ジオメトリー(?)は冬のネックゲーターと同じで,上部がコードでサイズ調整が出来,下部は末広がりの形状となっています。
さて,気になる効果のほどは・・・?
先日の実家ポタでも付けてみたのですが,ほぼ期待通り,背中から直射する日光を遮り,首筋の日焼けを抑えることができました。
走っているうちは,ウィックロンクールのメッシュ構造のおかげで風通しもよく,日差しを遮っているせいもあって,暑苦しさはありません。しかし,信号なんかで停止するとそうもいきません。体内の熱がモワモワと首に集まり,暑苦しくなってきます。風が吹いていればいいのでしょうが,なんとも,「夏場にマフラーしているバカ」という感じになってきます。走り出せば,すぐに涼しくなってくるのですが,停止したときの暑さの問題はなんとかしなければなりません。
そんなことを悩んで夜も8時間しか眠れない毎日(十分だよ)が続いていたのですが,今週の,自転車のあさひのメルマガ(バックナンバー)に,「アームカバーを濡らして走ると気持ちいいぜ!」という記事があり,メカラウロコでした。
その記事は,「アームカバーを水で濡らして走ると気持ちいいのは常識だが,すぐに乾いてしまうのが難点。そこで,アームカバーを2枚重ねて濡らしまくって走ると,気持ちよさが持続するぜ!」というもの。
「アームカバーを二つ買わそうとしているだけじゃねぇの?」という気もしないではないですが,濡らしたまま装着し,蒸発させながら走るというのは確かに気持ちがよさそう。さっそく,ネックゲーターにも応用してみました。
その結果は,,,ものすごく気持ちいいです! 常に涼しいし,首の後ろなんてヒンヤリしているくらいです。ウィックロンクールは放散性能も高いので,常に蒸発しながら走っているので,ツメシボ(冷たいおしぼり)を首に当てながら走っている感じです。
また,あさひのメルマガにもあるように,30分も走ると乾燥しきってしまうのも本当でした。しかし,ここは鎌倉,心配は無用。そこら中の神社にお清め用の水(手水舎。ちょうずや)がありますので,ここで水をつぎ足してあげれば大丈夫です。
今日は,どうせなら,ということで鶴岡八幡宮のお清め用の水でジオライン3Dシャツのロングスリーブも濡らしてみましたが,これまた,とっても冷えて気持ちよく走れました。感謝の意味も込めて,50円をお賽銭してきました(けち~)
と,,,ここまで書いて思い当たったのですが,ツールなどのレースで,頭からボトルの水をかぶっている姿をよく見かけますね。あれとおんなじことなんですね。「大発見! 特許では?」のような気がしたのですが,よくよく考えると,やっぱり,あさひのメルマが言うように「常識」なのでした。
強いて言えば,寺社仏閣で水を補給しながら走るというところが実用新案相当......,なわけないか(笑)
いずれにせよ,水に濡らしたネックゲーター,とっても冷たくて気持ちいいですよ~!
(追伸)
この製品は常識外なのでは? まさに,おいらが求める機能そのものじゃん......。
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