2XUのコンプレッションレギンス

レギンス導入の理由

レギンスとは，簡単に言えば，ものすご～～～く長い靴下のようなものです。

正確には，靴下のように足の袋は付いてなく，パイプ状になっています。また，モノにもよりますが，足の付け根くらいまでの長さがあったりします。

今回，おいらがレギンスを導入することにした理由は，以下の３つ。

【理由１】日焼け対策

これじゃ，まんま女子のようですが，おいらは日焼けにすごく弱い体質です。

日焼けすると，とことん真っ赤に腫れる上，加速度的に疲労します。

昨年までは，ビブニッカーを履いていたので，SKINSのパワーソックスでカバーできていました。

しかし，後日紹介しますが，今年はビブショーツも使うことにしたため，パワーソックスでは太ももの下半分が真っ赤に日焼けしてしまいます。

というわけで，日焼け対策としてレギンスを履くことにしたのでした。

【理由２】ガングリオン＆疲労対策

これは，パワーソックスのときと同じ。

ガングリオン手術の影響で，左脚はむくみやすくなっています。

主治医からは加圧を推奨されていて，確かにパワーソックスを履くと，左脚のむくみはかなり改善されていました。

また，ロングライドや立ちっぱなしの日なども，疲労の低減が体感できていました。

【理由３】剛毛対策（笑）

ロード乗りの多くが脚の毛を剃っています。

プロは１００％剃っていて，落車時の治療を楽にするためと言われています。

しかし，４０歳を過ぎたオッサンが，脚の毛を剃る姿というのもなかなか哀愁が漂い，容易に踏み切ることができません。

一方で，おいらの脚はかなりの剛毛。

毛を剃らないままショーツを履いた場合，かなり暑苦しく見える上に，膨大な空気抵抗によりヤビツや富士ヒルでのタイムに影響を及ぼしかねません（笑）

というわけで（？），剛毛をレギンスで隠してしまおう！という作戦です。

日本では女子向けと思われる「レギンス」をこういう目的でオッサンが使うとは，よもや2XUも思いつくまい，フフフ・・・

2XUのコンプレッションレギンス

コンプレッション系のウェアは大流行のようで，多数のメーカーからさまざまな製品が出ています。

しかし，レギンスというのはあまり選択肢が無く，多くの場合はタイツになってしまいます。

当ても無く（？）Wiggle大英帝国店をぶらついていたら，2XUの（ツータイムズユー）の「Compression Leggings」を発見！ 直ちにポチり，直ちに送られてきたのでありました。

公式データによる特徴は，こんな感じ。

• SPF50+。よかった，日焼け対策にばっちりだ（＾＾）
• 抗菌。よかった，おっさんお汗臭さ対策もばっちりだ。
• 環状ニット構造。よく分からないですが，360度全方向に伸び縮みできるそうです。
• 250/70デニール。これもよく分からないですが，耐久性があるそうです。

また，購入に当たっては適切なサイズを選ばないと，コンプレッション効果が得られないので，太ももとふくらはぎのサイズを測り，サイズチャートと照らし合わせて「XS」を選びました。

身長175cmでXSというのが気になりますが，SKINSもXSだったので，ま，こんなもんでしょう。

履いてみたよ（＾＾）

履いてみるとこんな感じになります。

ソックスを履いたまま撮ってしまったので，境目が分かりにくいですが，くるぶしのところで，ソックスとレギンスの境目があります。

初めて履くと，本当にびっくりするくらいキツイです。

SKINSパワーソックスのときも驚きましたが，その比ではありません。

最初挑戦したときは，「あぁ，やっぱりXSじゃ無理だったんでは！？」と思ってしまうほどきつかったです。

足首にあたる部分が非常～にキツク作ってあるので，かかとさえ乗り越えられば，あとはなんとかなります。クシュクシュっと小さく丸めて，かかとを乗り越えましょう。

また，丈はびっくりするくらい長いです。

おいらは，股下80cmですが，太ももの付け根まで来ます。折り返すほどではないのですが，長すぎる場合には，足首側で畳むのが正しい使い方のようです。

効果のほどは？

使い始めて２ヶ月目ですので，「真夏の暑さに耐えられるか」「汗はどうか」などは，７月ごろの評価になってしまいますが，現時点での評価はこんな感じです。

履き心地は最高！ クセになっちゃう（＾＾）

最初履くときはきつかったですが，履いたとたんに，みょ～に気持ちよくなってしまいます。

脚を締め付けられるのが，どうしてこんなに気持ちがいいのか，よく分からんのですが，足首の方の圧を高めに，太ももに向かうにしたがって弱くすることで，血流を良くするなどの効果があるそうです。

疲労しにくい＆むくみにくい

特にむくみやすい左脚ですが，レギンスを履くとかなり改善されます。

１着しか持っていないので，毎日履くわけにはいかないのですが，仕事でも履いている日は足が楽ですし，むくみません。

ただ，履き方にコツがいるようで，たまに膝裏に皺が寄ってしまったりすると，そこの部分の締め付け圧力が高まってしまい，痛くなってしまうことがあります。

向きを気にしないで履いてしまったり，上まで十分引き上げないで履いたときは，たるみができて膝裏に固まってしまうようですので，注意が必要です。

逆に，普通に履いている限り，ずり落ちることは特にありませんでした。SKINSのパワーソックスはずり落ちが激しくて，ソックタッチを使っていましたが，2XUレギンスはほとんど落ちてくることがありません。

ペダリングしやすい

脚の直径方向へのコンプレッションはかなりきつくて気持ちがいいのですが，当然ながら，縦方向へも伸縮します。

これは，どのコンプレッションウェアも同じだと思いますが，このことで，ペダリング時には「脚にバネが内蔵された」ような感じになります。

この感覚が強すぎれば，単にペダリングの邪魔になってしまうかと思いますが，2XUレギンスでは，適度なバネ感でペダリングの邪魔どころか，軽快に回すことができます。

普段の練習でも，ヤビツアタックでも，軽く120rpmで走れますので，とても楽チンです（＾＾）

ただ，前述のように，履き方を間違えると，痛くて痛くて走れなくなります。気をつけねば・・・。

見た目もまあああいいのでは？

これは，好みの問題だとは思いますが，2XUのレギンスは非常に地味です。

2XUの他製品は，割とでかく「Ｘ」のロゴがプリントされていたりします。また，他社のコンプレッションタイツも，たいていは派手な模様が描かれています。

2XUのレギンスは，足首部分に小さく赤いロゴが入っているだけです。

ショーツが（おいらにしては）派手なカステリなので，脚の部分は地味な2XUレギンスで正解でした。

洗濯しても大丈夫（ロゴはダメだけど・・・）

駄目なコンプレッションウェアは，洗濯で繊維が伸びてしまい，その効果が薄れてしまうことがあるようです。

２ヶ月で結構洗濯していますが，特に問題なく，相変わらずキッツキツです。

ただ，SKINSもそうでしたが，ロゴの部分はあっという間にガビガビに劣化してしまいます。

風通しがいい

写真の通り，近くで見ると織り目が分かるくらい，風通しが良い設計になっています。

なので，最近の比較的暑い日でも特に嫌な感じはしません。す～す～します。

真夏だと，ここに水をスプレーすれば，かなり冷えてくれるのでは，と期待が持てます。

逆に言えば，レッグウォーマー代わりとしての役目はまったく果たせません。

まとめ

以上の通り，「気をつけて履かないと膝裏に皺が寄って痛い」「ロゴがすぐ痛む」，以外はとっても満足しています。

自転車以外に，普段の仕事（背広）でも履いています。

しいて言えば，国内価格をもう少し控えめにしてもらえれば，２～３着買うところなんですが・・・。

また，初めて履くときは，どうしてもストッキングのような感じがして恥ずかしいのですが，慣れてくると，履いてないときの方が心許ないくらいです。女装癖スイッチが入ってしまったようです。オホホホ・・・（笑）

とりあえず，今年のＦＨＣはこのストッキング，いや，レギンスで参加予定です。

夏の使用感やロングライドでの効果については，７月ごろをお待ちください～！

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