595号フルメンテ前夜

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ただいま計測中!(^^)

ただいま計測中!(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

最近,ちらほらと情報がリークされていました(?)が,まもなく,年に1度の595号フルメンテ(オーバーホール)に着手する予定です。

昨年は595号購入3年目にして初めてフルメンテを行い,数々の不良部位を発見することができました。

あれから15ヶ月ほど経ち,徐々にブレーキやシフトが重くなってきて,また,各部の汚れも目立ってきたので,いよいよフルメンテに向けた準備開始です。

【準備1】消耗品類購入

フルメンテでどこまでやるか?は人それぞれかと思いますが,おいらの場合は,主にこんなことをやる予定です。

  • コンポ類を外して清掃
  • 各部のグリスアップ・締め付けなおし
  • 全てのワイヤ張替え(シフト・ブレーキ,インナー・アウターとも)

なので,まずはワイヤーやケミカルなどの消耗品を揃えることが必要です。

で,本日,世界自転車(WorldCycle)からダンボールで,資材がどっさりと届きました。

ドサ~っと来たけど,そんなに心トキメクものでもないのが,少し寂しい(笑)

ドサ~っと来たけど,そんなに心トキメクものでもないのが,少し寂しい(笑)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8



まぁ,箱はでかいですが,中身は消耗品ばかりなので,あんまり心が沸き立つものではないですが,購入したのは以下の物品たち。

種別メーカー商品名備考
ブレーキアウターシマノ純正SLRまた赤色です♪
シフトアウターシマノ純正SP41これまた赤♪
ブレーキインナーBBBスピードワイヤー テフロンコーティング一部の情報で,滑らかさが素晴らしいとのこと
シフトインナーBBBシフトワイヤー テフロンコーティング
エンドキャップアリゲーターアルミ カラーインナーキャップ赤です
シールドキャップシマノノーズ付シールドキャップ&ラバーブーツやっぱり赤
バーテープチネリゼリーバーテープこれも赤♪
マルチ
ディグリーザー
FINISH LINEプロフォーミュラ(エコテック2)
ドライルーブFINISH LINEテフロンプラスルーブドライ
ワックスワコーズバリアスコート
これで全部です。また赤ワイヤ,赤バーテープ,赤エンドキャップだ・・・。

これで全部です。また赤ワイヤ,赤バーテープ,赤エンドキャップだ・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8


一部,消耗品以外の物品も見え隠れていていますが,こちらは,また別途紹介予定です~(^^)

【準備2】セッティングの測定

シートやハンドルなどのセッティングは忘れてしまうと,再現するのはかなり面倒。

LGS RHC号から6年間,色々試しながらたどり着いたセッティングですから,フルメンテ後には元通りの位置に取り付けたいところです。

そこで,普段よりも多くの部位で寸法を測って万全を期します。

たとえば,ハンドルバーの取り付け角度は,「角度」で再現しようとすると意外と難しそうなので,ハンドルバーのエンド部分から,シート先端・BB・地面の3種類の距離を測って記録しておきました。

STIの取り付け位置も同様です。

セッティングを再現できるよう,片っ端から計測してPCに記録しています。

セッティングを再現できるよう,片っ端から計測してPCに記録しています。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
こんな感じで,絵つきで記録しています。覚えきれないから・・・(笑)

こんな感じで,絵つきで記録しています。覚えきれないから・・・(笑)


測定が意外と難しいのが,各部の「地面からの距離」です。

たとえば,ハンドル落差を測るには,「地面~シートトップ」から「地面~ハンドルバートップ」を引けばいいのですが,地面からシートトップやハンドルバーの距離を測るのは結構難しい。

手で自転車を支えて計測しようとした場合,ちょっと左右に自転車が傾けば,簡単に1cmくらいの誤差が出てしまいます。

かといって,ローラー台やライザーブロックなどに固定すると,垂直に立ってくれるのはいいのですが,台やブロックが邪魔で地面までまっすぐにメジャーを伸ばすことができなくなります。

台に乗っていると,地面からの距離が測れません・・・。

台に乗っていると,地面からの距離が測れません・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

そこで,自転車はローラー台に乗せたまま,前後輪の「地面からQR軸」の距離を正確に測り,この分で補正してやることにしました。

  1. 自転車をローラー台に乗せる。前輪はライザーブロック。
  2. ラジアル組みのスポークで完全に水平を出す
  3. 地面から,そのスポークまでの距離を測り,これを「地面~QR軸」の距離とする

文字で書くと難しそうですが,写真で見れば馬鹿馬鹿しいほど簡単です。

ラジアルのスポークを完全に水平にします。

ラジアルのスポークを完全に水平にします。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
で,こうすれば,地面から車軸(QR)までの距離が測れます。

で,こうすれば,地面から車軸(QR)までの距離が測れます。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

同じ計測作業を前後QRでやっておけば,ハンドル落差など地面から距離が計算上必要な場合に困りません。

たまに,全部タンジェント組みというリアホイールがありますが,そのときは,何か別の方法を考えましょう(おいらの室内練習用のリアホイールがそうでした)。

シャマルはフロントはラジアル,リアはG3で真ん中の1本はラジアルなので,ちゃんとQR軸から放射状に伸びています(^^)

メジャーは金属製に限ります! おいらのは100円均一品(^^)

メジャーは金属製に限ります! おいらのは100円均一品(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

というわけで,消耗品類の準備と,各部計測が完了しましたので,いよいよ明日から分解開始です。

今年はどんな不良部位が見つかるかな~♪

いや,見つからない方がいいんだけど。

いやいや,見つかった方がネタ的にはいいのかも。

いやいやいや,・・・,以下無限ループ(笑)

つづく。


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少しだけ心トキメキ♪

2013年11月23日 | カテゴリ:  作業 | ID: 10839
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