意外と自転車向き! サーモスの「ケータイマグ」
ようやく,「冬の飲み物を何に入れて運ぶか?」問題が解決しそうです。
夏なら,普通にポラーの保冷ボトルに入れて運べばいいのですが,冬の温かい飲み物はなかなか難しいのです。
長年の(って2年ですが)の試行錯誤の結果,サーモス(THERMOS)の「真空ケータイマグ JMX-500」に辿り着きました。
冬の自転車で飲みたいのは,ミルクティーや日本茶などの温かい飲み物。しかし,この「温かい」というところがくせ者でして,いつものポラーボトルにミルクティーを入れてみたら,なんと変形してしまいました(涙)
普通のポット(魔法瓶)は保温性抜群ですが,いちいち,蓋を外してコップにして飲まなければならず,ビンディングで走っているロードバイクでは面倒くさい。
そこで,今回登場したのが,サーモス(THERMOS)の「ケータイマグ」です。
AMAZONで40%OFF(!)というすごい値引き状態だったので,迷わずお買い物かごに入れました。
「ケータイマグ」は,真空の魔法瓶であり,保温性は全く問題なし。最大の特徴は,「ワンタッチでキャップが開き,そのまま飲むことができる」というところ。また,飲み口は直接口に当てるのではなく,いったん飲み口に液体をためて,それを「すする」感じで飲みます。つまり,熱い飲み物も,ポットから直接,ふーふーしながら飲むことができるのです。
また,サイズは500ccサイズを選んでみたのですが,とてもスリムなボディーなので,ボトルケージにもすんなり入ります。
ただ,ボディ(って言うのかな?)は結構きれいな塗装がされていて,ボトルケージに入れると傷だらけになってしまいそうです。
ボトルケージに入れるときには,なんらかのカバーをしてあげた方がいいかと思います。おいらは,近所の好日山荘でサーモスボトル専用の保温カバーを購入しました。さらに保温力を高める必要はないのですが,ちゃんとフリースでふかふかしているのでショックも吸収してくれそうです。とても薄いカバーなので,これを付けてもボトルケージにも入ります(というか,これでちょうどいいサイズになる感じ。標準は細すぎ)。
ここ数日使ってみた感じは,
- 飲み口はちょっとコツが必要。
- そうっと傾けないと,ドド~っと流れてくるので,服にこぼれるときがあります。また,熱い飲み物だとやけどするかもしれません。あくまでも,そうっと,そうっとが大事です。
- 保温力
- まったく問題なし。一日中持ちます。
- 見た目
- 結構,お気に入り。細身なので,ロードバイクにもすんなり合います。カーボンやプラスチックのように,傷を付けにくいボトルケージを用意すれば,そのまま装着した方がよりスリムでいいかもしれません。
とまぁ,いまのところ大満足です。そのうち,会社にも持っていって見ようかな?と思っています。(すでに持ってきてる人もいます)
今まで,色んな入れ物を試してみたのですが,ようやく満足できる物に出会いました。参考までに,今まで試してみた入れ物達の評価は,こんな感じです。
評価項目 | ポラーボトル | 子ども水筒 | 普通ポット | サーモス |
---|---|---|---|---|
保温力 | すぐ冷える(30分?) | すぐ冷える(15分) | 一日持つ | 一日持つ |
飲みやすさ | 片手でOKだけど,熱いうちはやけどする | 普通 | いちいちコップに移すのが面倒 | ちょっとコツが必要 |
困ったところ | 熱いのを入れると変形しちゃう | 保温力が0 | そのうち漏れてくる... | 特になしかな。 |
慣れれば,走りながらも飲むことができます。特にメーカーでは意識していないとは思うのですが,意外と自転車用として行けるのでは?と思っています~。
【追伸】
あっ 冬終わり?
じゃ,夏もコレで行こう(^^)
- 【2008.3.31追記】
- 使用開始から1ヶ月弱。買った時に思っていた以上に便利です。見た目がとてもシンプルなので,出張や会議に持っていっても違和感ありませんし,飲むのも蓋を開けるだけなので,ペットボトルと同じ感覚です。
また,ボトルケージが金属製だと塗装が剥げそうなので,樹脂製のケージの方がいいと思います。おいらは,Bontragerの「レースライトケージ」に載せ替えました。
- 【2008.10.4 追記】
- 世界中のポット類に共通することですが,パッキンを付け忘れると大変なことになります。こんな事にならないように,気を付けましょう!
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