メンテナンスをしましょう!(ホイール研磨装置&カーボンスプロケット)

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おぉ,真っ黒なカーボン製スプロケット,,,ではありません(笑)

おぉ,真っ黒なカーボン製スプロケット,,,ではありません(笑)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

おいらは,「こんなブログをやっているくらいだから,さぞかし自転車のメンテナンスも抜かりなくやっているんだろう」と思われることがあります。

しかし,その実態(?)は,数多いロードバイク乗りの中でも,下から数えたほうが早いくらい,ほとんどメンテナンスができていない人です。

そんなおいらでも,「こりゃぁ,もう少しちゃんとやらにゃあかんよ」と思う事件が2件ほどあり,来年からはもう少しまじめにメンテナンスにも取り組もうと思っています(←12月からやれ,という話もあり)

ホイール研磨装置(または,金属片配合ブレーキシュー)編

まずは,ダメダメ状態なフロントブレーキのメンテナンスから。



発見の経緯

先日(といっても,もう1ヶ月も前だ),本ブログ内の紹介記事へ今年最後のヤビツアタックの帰り,蓑毛の激坂をダウンヒルしているときにフロントブレーキをかけたら,「ガサガサガサ~,キュルキュルキュル~」という,耳慣れない音がしてきました。

いや,音の表現については記憶が正しくない可能性大ですが,とにかく,いつもと違う音でした。

本当はヤビツに行く前からも,すこしガサガサ音がしていたのですが,ダウンヒルになったとたん大きな音になったのです。

そもそも,ブレーキから耳に聞こえるほどの音がすること自体おかしいので,本ブログ内の紹介記事へ先日の三浦半島一周の前日に,ブレーキシューを点検してみることにしました。

流れ星か? 先端のほうに刺さった金属片から,線が延びます。

流れ星か? 先端のほうに刺さった金属片から,線が延びます。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

ブレーキシューをホルダーから外して表面を見てみると,ご覧のとおり,結構大きな金属片がめり込んでいました。この写真のほかにも,小さな金属片が発見されました。

アップで見ると,こんな感じ。こりゃぁ,ひでえ・・・。

アップで見ると,こんな感じ。こりゃぁ,ひでえ・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

どうやら,ここしばらくの間,LOOK号のフロントブレーキは「ホイール研磨装置」と化していた模様です・・・。




改善と効果

さっそく,千枚通しや小さいドライバーを使って,シューにめり込んだ金属片を除去しました。また,どうも全般的にシューの表面が硬化しているような感じだったので,生来のドケチ根性に逆らい,ヤスリでシューを削っておきました。

全体的にゴムが硬化していたので,ヤスリで削ってみました。

全体的にゴムが硬化していたので,ヤスリで削ってみました。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

この作業をやった翌日,三浦半島を一周する130kmのツーリングに出かけてきましたが,フロントブレーキからはまったく異音がなくなりました。これで,シャマルの寿命が5年は延びました(笑)

さらに,シュー表面をヤスリで削った効果と思われますが,ブレーキの効きが200%ほど向上しました。今まで,「やっぱり105じゃだめだよな~」なんて偉そうに言っていましたが,お恥ずかしい限りです。

金属片を取り除き,表面をヤスリがけしただけで,見違えるような性能のブレーキに生まれ変わりました。

ものすご~く効きがよくなっちゃったので,まだまだTIAGRAでいけそうです(笑)

ものすご~く効きがよくなっちゃったので,まだまだTIAGRAでいけそうです(笑)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

ただ,このおかげで,ブレーキのDURA-ACE化はさらに遠のいてしまいました。フロント105,リアTIAGRAですが,まだまだいけそうです(笑)



フルカーボンスプロケット&チェーン編

2件目は,割とポピュラーなメンテナンスである,チェーン&スプロケットの油汚れです。



発見の経緯

先日,職場の上司がスポーツ自転車を始めたので,我が家に遊びに来てくれました。

そのとき,おいらのLOOK号を見て,「すげぇ,リアのギアまでカーボンなんだ・・・」と言っていました。

まさにピュアカーボン!(笑) または,Stronglightのみたい。

まさにピュアカーボン!(笑) または,Stronglightのみたい。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

真っ黒なスプロケット。たしかにこれでは,カーボン製?と疑われてもしょうがないです。本ブログ内の紹介記事へ7月に7900系に換装して以来,ただの1回も清掃をしていなかった賜物です。

もちろん,チェーンもカーボン製になっていました(笑)

チェーンも,なかなか油ギッシュでいい感じ(笑)

チェーンも,なかなか油ギッシュでいい感じ(笑)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D



改善と効果

チェーンは,本ブログ内の紹介記事へミッシングリンクでつないであるので,簡単に外すことができます。さらに,スプロケットもリムーバーで外してばらします。

完全にばらした上で,歯ブラシを使って徹底的にお掃除しました。

また,リアディレイラのプーリーには,油と砂利の混合物がかなり硬く固着していましたので,パーツクリーナーとウェスで磨き,きれいにしてあげました。

作業後。同じパーツとは思えないよ・・・(笑)

作業後。同じパーツとは思えないよ・・・(笑)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
作業前は,どこにミッシングリンクがあるかも分かりませんでした。ゴールドなのに(笑)

作業前は,どこにミッシングリンクがあるかも分かりませんでした。ゴールドなのに(笑)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

結果は上の写真のとおり。

カーボン製のスプロケと,カーボンチェーンは,ともに普通のアルミや鉄に戻ってくれました(笑)

きれいになったところで,忘れずに本ブログ内の紹介記事へオイルを塗って,ローラー台でぐるぐる回してあげました(本ブログ内の紹介記事へオイルを塗り忘れると,こうなります)。先日の三浦半島ツーリングでは,ローギア時(=チェーンテンションが高い)には,ゴロゴロ音が気になっていたのですが,完全に無音になってくれました(嬉)。



まとめ(というほどではないけど)

メンテしましょう。以上(笑)

パーツ交換による性能向上うんぬん以前に,まずは,メンテナンスをちゃんとやらないと話にならんですね。海より深く,ヤビツより高く反省しております。

購入時は,こんなにきれいだったんだよなぁ・・・。

購入時は,こんなにきれいだったんだよなぁ・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

チェーン&スプロケはまだしも,ブレーキシューを放っておいたら,シャマルちゃんがどんどん薄くなってしまうところでした。

何事も基本が大切ですね(^^)


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2010年12月16日 | カテゴリ:  作業 | ID: 9922
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