自己ベストタイム大幅更新!!(タイヤ交換ですが・・・)

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左下の赤い2本が今回の主役,IRCのタイヤレバーです。<br />それにしても,なぜこんなに沢山。あと4本ほど持っているはず・・・。

左下の赤い2本が今回の主役,IRCのタイヤレバーです。
それにしても,なぜこんなに沢山。あと4本ほど持っているはず・・・。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

先週の日曜日,自己ベストタイムを大幅に更新することができました!

といっても,ヤビツアタックではなく,チューブレスタイヤの交換作業時間ですが・・・(^^)

チューブレスタイヤの取り付けが大変なワケ

前回,登場の時に紹介しましたが,おいらがチューブレスタイヤFUSION3を取り付けたときは,本ブログ内の紹介記事へ最初の1本目は実に5時間もかかってしまいました。

なにをどうやってもはまる気配が無く,一時は「返品」も考えてしまうほどでした。

チューブレスタイヤがはめにくいのには理由があります。

チューブがありません(当たり前)から,ホイールとタイヤの接合部分である「ビード」がきつく勘合していないと,エア漏れを起こしてしまいます。

そのため,通常のクリンチャータイヤに比べ,ビードの直径が非常にシビアに作られていて,ホイールとの間に裕度がまったくありません。

そのため,「適当にはめていって,最後はタイヤレバーでエイっ!」というやり方をしている人(=おいら)では,決してはめることができません。

コツは,後から入れるビードをなるべくリムの真ん中の「谷」に落としこんでいけばいいのです。外周部よりも「谷」の方が直径が小さいですから,わずかながらもビードに余裕ができます。

せっせとビードを「谷」に落としながら余裕を作り,最後にタイヤレバーでエイっです。うんとうまくやれば,タイヤレバーなしでもいけるかもしれません。


IRCのタイヤレバー登場

前述の通り,ビードを「谷」に落とし込んでいけば,チューブレスタイヤもなんとかはめることができるのですが,おいらはもともとタイヤ装着が苦手で,やっぱり最後はタイヤレバーに頼ってしまいます。

ところが,FUSION3と同時購入したハッチンソンの専用タイヤレバーは非常に柔い素材できていて,まったく力がかけられないのです。

右から,パナレーサー,IRCのタイヤレバー。そして,左端がハッチンソンのダメレバー。

右から,パナレーサー,IRCのタイヤレバー。そして,左端がハッチンソンのダメレバー。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

クリンチャーに比べて,タイヤ内部への傷に神経を使う必要があるのは分かるのですが,フニャフニャなタイヤレバーでは何の役にも立ちません。これでは,火がつかないライター(超安全)と同じです。

そこで,もうひとつのチューブレスメーカーであるIRCの専用タイヤレバーを購入してみました。見るからに頑丈そうだし,いかにも,「チューブレス専用です♪」というデザインが頼もしいタイヤレバーです。

2本組みで1000円ほどと,ちょいと高めです。パッケージにはタイヤ装着の手順が丁寧に書かれています(^^)

2本組みで1000円ほどと,ちょいと高めです。パッケージにはタイヤ装着の手順が丁寧に書かれています(^^)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

IRCのタイヤレバーには特徴があります。

まず,なんと言っても分厚いです。H社のダメレバーの3倍くらい分厚くなっています。

左がハッチンソン,右がIRCのタイヤレバー。IRCぶ厚!

左がハッチンソン,右がIRCのタイヤレバー。IRCぶ厚!

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

また,タイヤをはめる時に使う側と,外す時に使う側が専用デザインになっています。特に,はめる時に使う側の形状が非常に特殊です。

こちらが,はめる時に使う側。非常にユニークな形状をしています。

こちらが,はめる時に使う側。非常にユニークな形状をしています。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

これは,タイヤ内部に傷を付けないようにしながら,リムの縁に引っ掛けて,てこの原理ではめ込むための形状です。


使ってみたよ~ん(^^)

本ブログ内の紹介記事へ先日のラストヤビツのために,2日間だけ使ったミシュランPRO3 Lightを,もとのFUSION3に戻す作業を行いました。

(ライバル会社のはずだけど)IRCのホームページを見ながら作業中。

(ライバル会社のはずだけど)IRCのホームページを見ながら作業中。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

PRO3 Lightを外すときは,使い慣れたパナレーサーのタイヤレバーを使いました。そして,いよいよ,FUSION3の装着です。

ビードをはめていって,残り10数cmになったところで登場願います。レバーの先っぽはとても細いのですんなり入りますし,ビードをはめ込んだ後も簡単に引き抜くことができます。

こうやってビードを引っ掛け,そのままリムの縁までもって行き,てこの原理でエイっ!

こうやってビードを引っ掛け,そのままリムの縁までもって行き,てこの原理でエイっ!

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

そして,2回目の差し込みで,あっさりとビードを完全にはめ込むことができました。
(おいらのヘタッピ文章より外部サイトへIRCの解説ページを見たほうが3倍ほどわかりやすいです


はめ始めてからわずか7~8分。

一番最初は5時間(=300分)もかかったわけですから,40倍以上も高速化したことになります。

コツはIRCのホームページで教えてもらい,IRCのタイヤレバーを使うことで,普通のクリンチャー並みにすばやく装着することができました。

おいらは,ライバルであるはずのハッチンソンユーザーなんですが,本当にありがとうございます > IRCさま

IRCのタイヤレバーには,一応,「IRCチューブレス専用です♪」と書かれていますが,使った感じではハッチンソンでもまったく問題なさそう。

チューブレスの装着で苦労されている方は,試す価値ありですよん(もちろん,自己責任でお願いしまする)

おしまい(^^)

前後でPRO3Light→FUSION3の交換で40分ほど。早くなったな~(^^)

前後でPRO3Light→FUSION3の交換で40分ほど。早くなったな~(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
こちらは,外されて畳まれるPRO3 Light。来年の春までお別れです(涙)

こちらは,外されて畳まれるPRO3 Light。来年の春までお別れです(涙)

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
念のため,エア漏れも見ておきましょう。高めに入れて,2~3日様子を見ます。<br />その結果はまた後日!

念のため,エア漏れも見ておきましょう。高めに入れて,2~3日様子を見ます。
その結果はまた後日!

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

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2010年11月17日 | カテゴリ:  タイヤ | ID: 9902
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