タイヤの前後ローテーション完了!(せこい・・・)
使うのはコレだけです!(後でインチキしてフロアポンプ使ってるけど・・・)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D先日のフルメンテ2013の最中に気が付いたのですが,リアタイヤの磨耗が進んでいて,トレッド面が平らになってきています。
愛用中のハッチンソン『FUSION 3 チューブレス(以下,FUSION3 TL)』は純然たるレース仕様のタイヤではないので(それはATOM TLの仕事),対パンク性と同様,耐摩耗性も高いタイヤです。
それでも,前後タイヤの磨耗度合いにものすごい差が出てきたので,久しぶりに,前後タイヤのローテーションをみみっちくやってみました(^^)
長いけど,要するにこんなお話です(^^)
- 全然パンクしないFusion3 TL
- 前後タイヤで磨耗度合いに大きな差が出てきたので,前後ローテーション実施
- 手を抜いて石鹸水を使わなかったら,エア漏れ発生
- ちゃんと手順どおりやったら無事に完成(^^)
現状のFUSION3 TL
今使っているFUSION3 TLは,おいらとしては2世代目で,2012年の4月から使い始めています。
それから,1年8月が経ちますが,この間の走行距離はおよそ4500km。少ないでしょう?(笑)
まぁ,子持ち・ローン持ちサラリーマンライダーの年間走行距離の少なさを嘆いてもしょうがないですが,4500kmでリアタイヤは扁平度合いが目立つようになってきたということです。
左がフロント,右がリア。ちょっと分かりにくいかな・・・?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dこれがフロント。ほぼ丸のままです。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dこれがリア。だいぶ扁平になっています。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D一方のフロントタイヤは,ほとんど「円」を保っていて,全く磨耗していないように見えます。
誰もがそうなのかもしれませんが,おいらはだいぶリア側に重心をとって走っているみたいです。
久しぶりの前後ローテーション
ローテーションを前に,タイヤ表面を良く見てみると磨耗以前に微小なひび割れ(クラック)が目立ちはじめています。
先代もそうでしたが,年間走行距離の少ない(ケッ!)おいらの場合,「使用による磨耗」よりも,「保管による経年劣化」の方が先に来てしまう傾向にあります。
(よくよく考えてみたら,FUSION3 TLに限らず,その前のミシュランPRO3でもそうでした・・・)
先代の交換は3700kmでしたから,それよりも800kmも多く走っているので,そろそろ交換次期であり,本当は一気に前後セットで取り替えてしまうべきなのですが,ご存知の通り(?),年末年始を控えたおいらの財布の中身は,シベリアの永久凍土のように冷え切っていて,とてもじゃないですが,前後セットで16,000円もするタイヤをホイホイと買い替えできる状況ではありません・・・。
内部は普通ですが(当たり前か),トレッド面はひび割れが目立つようになってきました。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dそこで,極めてみみっちく,磨耗が進んだリアと,まだまだいけそうなフロントを交換することにしました。
ちょうど,パンク修理の練習もしておかないといけないなぁと思っていたところですし,なにより省資源で地球に優しいですから(苦しい言い訳?)
超高速取替え完了,そして失敗(笑)
チューブレスタイヤの着脱は,慣れないうちは本当に大変です(おいらは5時間かかったことがあります・・・)。
が,おいらみたいなプロフェッショナルになると(笑),2本のタイヤをそれぞれ着脱したとしても,30分もあれば十分完了できます。
それもこれも,IRCのチューブレス専用タイヤレバーのおかげで,コレさえ使えば,面倒な石鹸水の出番も必要なく(本当か?),装着だけなら5分もあればできてしまいます。
IRCのチューブレス専用レバーで外す。使いやすい~(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D装着時は,細い先っぽを使うと,とっても簡単にはめられます。IRC様様です。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D携帯ポンプでやったのですが,面倒くさくなったので・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dフロアポンプで入れちゃいました(^^) わずか5分ほどで装着完了。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dというわけで,走りに出る前夜にちょっちょいっとやったのですが・・・,
あっさりとエア漏れしてました。
交換後のリアは良かったのですが,フロントはかなりのスピードでエア漏れしていることが判明しました。
先日の早朝写真大会が交換後の初使用だったのですが,朝に7気圧まで入れていたのに,夕方には3気圧程度まで下がっていました。
シューシュー言っているわけではないのですが,どこかの部分で,リムとビードがうまく噛み合っていない模様です。
どこからエアー漏れしているかも分からないし,やっぱり,石鹸水が必要ジャン!
前回は石鹸水なしでうまくいったんだけどなぁ・・・。
しっかし,いつもいつも,ブログネタには困らない人であります > 自分
基本に立ち返って装着しなおし完了!
気を抜いたダメダメ作業の見本のような状態ですが,キチンと石鹸水を使ってエア漏れが無いように装着しなおしました。
石鹸水をリムに塗りながら作業することで,以下のメリットがあります。
- ビードが滑りやすくなり,隙間ができにくくなる
- 同じ理由で,装着しやすくなる
- エア注入後,漏れがあれば泡ですぐに分かる
本日,ちゃんと石鹸水を塗ってやり直したら,エア漏れ無しで装着完了です!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dこんな大きなメリットがあるのなら,最初から使えば良いのに,そういうところを省いて失敗してブログネタにするのは,フォトポタ日記の王道です(笑)
というわけで,ちゃんと石鹸水を塗って慎重に作業した結果,ほとんど作業時間の変わらず,無事にフロントタイヤの装着は完了しました。
やっぱり,作業の基本を忘れてはいけませんね>自分
【おまけ】
今年の5月には,連続無パンク記録が10000kmで終わっていますが,あの時パンクしたのは,超軽量チューブラーのRecord。
実走行の90%以上はFUSION3 TLを使っており,こちらは,2世代にわたって無パンク記録を8200kmまで順調に伸ばしてきています。
たった1800km(=10000-8200)でパンクしてしまったRecordと,8200km走ってもパンクしないFUSION3 TL。やっぱり,強いですなぁ。
次も,間違いなく,FUSION3 TLを購入予定です(^^)
- 【2015.3.13追記】
- 良く考えたら,次もFUSION3 TLを使う気なら,後輪だけ新品に買い換えればいいんですよね・・・。次回からはそうします(^^)
- ■「タイヤ」カテゴリー内の前後記事