ローラー台専用タイヤ, Vittoria 「Zaffiro Pro Home Trainer」
ホイールに装着したZaffiro Pro Home Trainer。縦じま模様が斬新?
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.84~5月にかけて狂ったようにローラー台練習を重ねたせいか,練習用ホイールに装着しているミシュランPRO3 raceがかなり磨耗してきました。
そこで,以前から少し気になっていた,ローラー台専用の練習用タイヤを購入してみました。
気に入った点
- 安い(2300円)
- 音が静か
- 全然磨耗しない
- 重いので3本ローラーがやりやすい
イマイチな点
- 屋外走行不可能(やらないけど)
- Zaffiroはシリーズ化されていて,普通の屋外走行タイヤもあるので要注意
PRO3 Race,永久(とわ)の別れ
なんで,ローラー台用に一世代前の高級レースクリンチャータイヤのPRO3 Raceを使っていたのかというと,おいらがケチだからです(笑)
Shiro家のPRO3 Raceは,2009年に初めて参加した富士ヒルクライムの直前に「決戦用タイヤ」として購入したものです。
使い始めたころのPRO3 race。オレンジカラーがフォトポタ的に素敵でした。
RICOH GX100当時はルイガノLGS RHC+EASTON EA50 SLという組み合わせでしたが,そのまま,2011年のLOOK 595+カンパSHAMALまで2年の長きにわたって使い続けました。
PRO3 Raceは2年で3200kmを走り,一度もパンクすることなく,次のチューブレスタイヤハッチンソンFUSION3にその座を譲りました。
が,サイドウォールこそ経年劣化でヒビが入っていたものの,トレッド面はまだ磨耗しきっていたわけではなかったため,そのまま捨てるのももったいなくて,ローラー台用ホイール(A-CLASSの重戦車ホイール)に装着,つい最近まで使い続けていたのです。
公道実走で2年,ローラー台で2年の計4年にわたっておいらの体重を支えてくれました。
今ではSHAMALはチューブレスを履いていて,おそらく,この先クリンチャーを使うことは無いと思いますので,ミシュランPROシリーズとは永別となることでしょう。さようなら,ありがとう,ビバンダム君・・・。
ヨボヨボ,ツルツルのPRO3 race。ありがとうございました m(_ _)m
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8こんにちは,Vittoria
今までは,公道実走で現役を終えたタイヤをお下がりでローラー台に使っていたのですが,最近のSHAMALはずっとチューブレスを履いているので,お下がりタイヤに互換性がありません(A-CLASSはクリンチャー専用ホイール)。
そこで,新規にローラー台専用にクリンチャータイヤを1本購入することにしました。
ちょっと調べてみると,各社からローラー台専用タイヤが出ていました。
タイヤ名 | Zaffiro Pro Home Trainer | デュアリスト | インサイダー |
---|---|---|---|
メーカー | Vittoria | ミノウラ | シュワルベ |
重量(g) | 270 | 320 | 310 |
屋外走行 | 不可 | 可(必須?) | 不可 |
お値段(円) | 2,337 | 3,290 | 2,671 |
今回購入したのはVittoriaの「Zaffiro Pro Home Trainer」というタイヤ。
これといった特徴はありませんが,とにかくお値段優先で購入です(^^)
また,口コミ情報では,「騒音が低減されるよ♪」とのありがたい情報がありましたので,こちらにも期待です。
Vittoria Zaffiro Pro Home Trainer。もちろん,1本のみ購入です。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8タイヤ全体が頑丈なので,装着にはちょっとてこずりましたが,チューブレスほどではありません。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8【注意】
Zaffiroには,Pro Home Trainerのほかにも,
- Zaffiro
- Zaffiro Rigid
- Zaffiro Slick Rigid
という製品がラインナップされていますが,これらは室内トレーニング用ではありません。屋外走行用のローエンドモデルなので,ローラー台で使うと盛大に削りカスを撒き散らしますのでご注意を!
超静かに!
なんせ,モノがローラー台練習用タイヤですから,グリップだの重量だの,乗り心地といった評価をするような物ではありません。
ただ,走行時の騒音は確実に低下しました!
もともと,おいらが使っているローラー台(固定,3本ともにElite)は騒音が静かなモデルで,特に固定ローラー台(Elite Super Crono Fluid ElastGel Digital Trainer)はローラー部にエラストマー樹脂を使うことで騒音を低減したローラー台です。
その上,騒音低減効果のあるVittoria Zaffiro Home Trainerを使用した結果,タイヤ周辺からの騒音はほとんどゼロになり,聞こえてくるのはチェーン・スプロケットの駆動音と,40過ぎのおっさんの荒い息遣いだけになりました(笑)
一応,7~10気圧指定ですが,どの圧でもあんまり変わりなしです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8正確性は期待できませんが,スマホ(Android)の騒音測定ツールで測ってみると,大体45~50dBくらいですから「静かなオフィス」と同等のノイズです。
おいらはリビングのど真ん中でぶん回しているのですが,少なくとも出力200W以下ではまったく無騒音に近く,家族も普通の音量でTVを見ているくらいです。
さすがに,200Wを超えると負荷装置のうなりやチェーンの駆動音,おっさんの呼吸音がうるさくなってきますが,それでもタイヤノイズはほとんどありません。
耐久性についてはまだ1ヶ月ですからまったく分かりませんが,ものすごく頑丈そうだし,室内限定という使用環境からして,5年くらいは余裕で使えてしまいそうな気がします。
また,重量が結構増えた(200g→270g)ので,もともとバカ重い戦車ホイールともあいまって,3本ローラーで使用時のジャイロ効果も期待できます。
ローラー台には,現役お下がりタイヤを使っている人も多いかと思いますが,やっぱり,専用タイヤはいい感じですよ~。お安いし(^^)
- 【2013.7.10追記】
- ZaffiroにはHome Trainer以外にも数種類あって紛らわしいので,正式名称『Zaffiro Pro Home Trainer』と書くようにしました。また,注意書きも書いておきました。間違って他のを買わないようにご注意を!
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