Edge705用緊急電源,eneloopスティックブースター

1件新しい記事(Shiro家初の市販サイコンホルダー,ミスターコントロール「ADP-3RC」) 1件古い記事(スピードセンサーマグネット小型化計画V2)
おぉ,お出かけ先なのに「充電マーク」が!(^^)

おぉ,お出かけ先なのに「充電マーク」が!(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

早起きして,朝練に出ようとしたその瞬間,サイコン(Edge705)のバッテリー残量が0になっていたら,どうしましょう?

自転車通勤の方のように,頻繁に自転車に乗っていればこんなことは無いのですが,一週間に1,2回しか乗れないおいらは,たまにこのような事態に陥ってしまいます。

さて,どうしたものか・・・。

おいらは、再婚、いやサイコンが大好きです。

好きか嫌いかというレベルを超え、サイコンが無いと1kmだって走る気になりません。

明確な理由は自分でも分かりませんが、Edge705でもCS400でも、手元にあってたくさんの数字に囲まれていないと悲しくなってしまいます(病気だ・・・)

そんな大切なEdge705のバッテリー残量が0になっていた朝、おいらの宝物置場でキラリと光るアイテムを発見しました。

それは、SANYOの『eneloopスティックブースター』です。



SANYO 『eneloopスティックブースター』KBC-D1BS

eneloopスティックブースター(以下、スティックブースター)は、USBケーブル経由で各種モバイル機器を充電するためのアイテムです。

eneloopブランドには,この手のUSB給電ブースターが数種類出ているのですが,おいらが持っているのは,単3eneloopを2本だけ使う,スティックタイプのブースターです。

単3×2本に,制御部分がちょいとくっつく程度のスリムサイズです。

単3×2本に,制御部分がちょいとくっつく程度のスリムサイズです。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

enelopの公称電圧は1.2Vですから、2本直列で2.4V。これを、DC-DCコンバータでUSB規格の5.0Vまで昇圧し、USB端子から出力できるようにしています。

使い方はとても簡単です。



【手順1】電池を入れる

前述の通り、eneloopを2本、直列に入れます。SANYOの機器ですから、公式にはeneloopだけに対応しています。

ほかの電池を試したことはありません。

【手順2】USBケーブルを接続する

充電・給電したいモバイル機器とスティックブースターをUSBケーブルで接続します。

USBから充電・給電する機器の多くは、標準USB→ミニUSBのケーブルが付属していると思います(Edge705もそうです)が、それを使って接続すればOKです。

【手順3】スティックブースターのスイッチをONにする

スティックブースターの電源スイッチをONにします。

スティックブースター本体にはLED等のインジケーターが無いので、本当に電力を送っているかどうかは、充電されている側のモバイル機器の画面等で確認することになります。

見づらいですが,白い部分にある小さな突起がスイッチです。LED類は一切ありません。

見づらいですが,白い部分にある小さな突起がスイッチです。LED類は一切ありません。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8



使い勝手

上記の通り、電池をいれ、ケーブルをつないで、スイッチを入れるだけの簡単操作で使うことができます。

Edge705の場合、電源OFFで接続すれば「充電」。ONで接続すれば「外部給電」モードとなります。

実際に、朝起きたらバッテリー残量が0だった日の様子はこんな感じです。

こんな風に,USBケーブルが飛び出ますので,ステムに装着時は使えないと思われます。

こんな風に,USBケーブルが飛び出ますので,ステムに装着時は使えないと思われます。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
ブースターは,TriBOXの中に入ります。単3×4本タイプの方が収まりはよさそう。

ブースターは,TriBOXの中に入ります。単3×4本タイプの方が収まりはよさそう。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

トップチューブにくっつけた本ブログ内の紹介記事へトライバッグにスティックブースターを入れ、USBケーブルでEdge705に給電しています。

この日は、約2時間、鎌倉界隈をこの状態で走りましたが、Edge705本体のバッテリー残量は0のまま、スティックブースターのおかげで、幸せな(?)サイコン生活を続けることができました。

ブースター接続時は,Edge705の画面には「外部給電」を表すアイコンが出ます。(電池に雷マーク)

ブースター接続時は,Edge705の画面には「外部給電」を表すアイコンが出ます。(電池に雷マーク)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

使用環境によって左右もされるかと思いますが、本体バッテリー残量0、eneloopは満充電という条件では、最長で約3時間ほど駆動できました。

また、Edge705を使用しないで充電だけに専念した場合、1時間ほどで、これ以上充電ができなくなり、その際のEdge705のバッテリーメーターは約1/4でした。



まとめ

今のところ、Edge705の専用補助電源としてしか使っていませんが、USB給電できる機器であれば、いろいろ使えるはずです。

USBを経由した携帯電話充電や、USB扇風機などでもちゃんと動きます。

しかし、もともと、2.4V→5.0VにDC/DCコンバートした上に、再度、機器側でもDC/DCコンバートが入るため、エネルギーの利用効率はかなり低めと思われます。

特に、単純な「扇風機」なんかでは、直接単3電池を2本入れるタイプの扇風機の方が圧倒的に長持ちすると思われます。

というわけで、使用目的を選びそうですが、そんなにお高くもないですし、ロングライドでEdge705を使いたいという人には、持っていても損は無い機器ではないかと思います。

おしまい。


【おまけ】
ハンドルバーを見れば分かる(交換前のFSAだ)とおり,この記事&写真は3月ごろに書きだめしてあったヤツです。

早く載せようと思いつつ,あっという間に2ヶ月。あかんですなぁ・・・。


■「サイコン」カテゴリー内の前後記事
■ネットで詳細情報を探す

2011年05月13日 | カテゴリ:  サイコン | ID: 10037
トラックバック: 0
http://garneau.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/6720