驚きのラストスパート! ヤビツ自己ベスト更新(^^)
出た,ケツへの激しい攻撃を繰り出す,丸坂だ!
Sony DSC-TX10前日の宣言(?)どおり,GWの最終日にヤビツアタックを敢行してきました。
先日,Noguさんにお呼ばれしながら長男の高熱により行けなかったのですが,今度はおいらがNoguさんをお誘いして,二人でチャレンジです。
本当は,今年のGWは4回くらい行きたいところだったのですが,長男の熱の他,ウッドデッキの塗装や,ゴーヤ栽培の準備をしたりで,なかなか時間がとれず,GW初日(4月29日)と最終日の2回だけのアタックになりました。
さて,この貴重な機会を活かすことができたのでしょうか?(^^)
今回の作戦
特になしです・・・。
行くと決めたのが,前日の夕方に出かけた買い物中に妻が言った「明日は山でも行くの?」の一言。それから,全速力で準備しましたので,特に作戦を考えたりする暇はありませんでした(笑)
少しだけ悩んだのが,スプロケ。
前回は,12-27Tで臨んだものの,結局24Tまでしか使わず,「だったら12-25Tでいいじゃん」ということになっていました。
しかし,今回は特に体調がいいわけでもないので保険として「27T」を持っていたいのと,12-25Tに付け換える時間も無いので,12-27Tのままで行くことにしました。
これが,吉とでるか,凶とでるか・・・。
本日のポカ
おいらのヤビツ詣では恒例になってきましたが,またも小さなポカをしています。
この日は,最軽量状態で臨んだため,パンク修理キットも携帯工具も持っていませんでした。
そもそもタイムアタックなので,トラブルが発生した時点で終了ですし,菜の花台までは歩いても数kmで着くことができるから,という判断です。
しかし,菜の花台からダウンヒルして名古木の交差点に向かう途中,サイコンEdgeがだんだんと前に傾き始めました。
なんと,サイコンホルダーのネジが緩み,前におじぎしてしまったのです。
Edgeが落ちる~! Noguさんに工具を借りて立ち直りました。ほっ。
Sony DSC-TX105mmのアーレンキーさえあればすぐに直るのですが,手ぶら最軽量状態ですから,どうにもなりません。
幸い,名古木で待つNoguさんが工具を持っていて事なきを得ましたが,リスクを自分で背負っておきながら人に助けてもらうとは,なんともかんとも・・・。
Noguさん,ほんとにありがとう!
タイムアタックの様子&結果
小話が長くなりましたが(^^),7時50分に名古木交差点をスタートです。
Noguさんが信号1回分先にスタート。全力で追いかけるのだ~!
毎回撮る必要はないけど,名古木交差点です(^^)
Sony DSC-TX10
名古木交差点~デイリー山崎
この日は,菜の花台からダウンヒルして,すぐに(サイコンホルダー修理後)スタートだったので,脚はフレッシュですが,ちょっと準備体操不足。
エンジンのかかりがいまいち悪く,自己ベスト時よりも遅いペースで上り始めました。
そして,一つ目の信号が無情にも「赤」。
脚を着いて止まってもよかったのですが,一度止まると,再スタートがすごく苦手(脚が回らない)なので,「青」になるまで,すご~くゆっくり減速走行し,なんとかやりすごします。
が,悲しいことに,次のデイリー山崎の信号は直前で「赤」に!!!
このイジワル信号が「赤」になってたんです。くそ~
Sony DSC-TX10さすがに,これはどうにもならないので,一度,右に亘って,すぐに左に戻って,「コ」の字型に走って(わかりますでしょうか・・・?)回避です。
厳密に言うと,交通法規上まずいような気もしないではないですが,堂々と信号無視するよりはよかろうという判断でした(車もいないし)。
が,結局は,シケインを通過するような感じですから,大幅な速度ダウンは避けられず,今思えば,素直に停車した方がよかったかもしれません・・・。
蓑毛の激坂
蓑毛の激坂区間にはいると,前方に青いジャージが見えてきました。マラソンもそうですが,目標物があれば自然とがんばることできます。
一生懸命追いかけていくと,なんとNoguさんでした。
5分も前にスタートしたはずなのに~! 今日のNoguさんは,連日の自転車三昧が堪えたようで,蓑毛激坂区間も含め「一桁km/h」で走っておられました。
ついさっき,工具を貸していただいた命の恩人ではありますが,「Noguさん遅いよ~,どうしたの~?」と声をかけつつ,先を急いでしまいました。
ごめんなさい > Noguさん・・・。
きっと,内心では「俺のことは放っておいて,おまえは先に行け!」と思っていてくれたと信じましょう(^^)
しかし,おいらも脚が疲労でダメダメになっており,この区間では「27T」を使うことになりました。前日,悩んだリアスプロケでしたが,12-27Tを選んでおいて大正解でした。
危うく,疲労→回せない→疲労増大→さらに回せない,という最悪スパイラルに入ってしまうところでした。
丸坂~菜の花台
命の恩人を後に,先を急ぐと,今度はまたも目標となる人を発見。
新たな目標発見!(見にくいですが,青いジャージの方です)
Sony DSC-TX10丸坂~菜の花台区間では,緩やかな勾配の左カーブと,きつい右カーブが繰り返されます。
おいらは,左カーブでは25km/hくらいまで加速するので,先行者に追いつきそうになるのですが,右カーブではなされてしまいます。
何度も,あと10mくらいまで近づくのですが,どうやっても追いつくことができませんでした。速い人だったなぁ・・・。
菜の花台~ラストスパート!
前方の目標を追いかけているうち,今度は,バックミラーに小さく追走者が写ります。
最初は遠~くの方に居たのですが,だんだん近づいてきます。
ついさっきまでと立場は逆になり,今度はおいらが逃げる番です(先ほどの先行者はとっくに見えなくなっています・・・)。
後述しますが,実はこのお二方(先行者,追走者)が今回の恩人であります。あ,Noguさんも(^^)
写真を撮っている場合ではない! はよ逃げろ!
Sony DSC-TX10菜の花台~頂上までの3kmは,この追走者に「抜かれてなるものか~」と頑張り続ける旅でした。
菜の花台から先は,一見すると気がつきにくいのですが,勾配が10%を超える部分もあり,蓑毛の激坂と並んでヤビツ攻略の難所です。
おいらは,逃げるのに精一杯ですから,すこしでも勾配が緩くなるたびにダンシングを連発。重たいギアを使うのでケイデンスは60台まで下がりますが,速度は15km/h以上をキープ。
が,最後のゴール地点で追いつかれてしまい,ほぼ並んでのゴールとなりました。
後でEdge705をみると,このときのゴールは,速度30km/h,心拍195bpm,ケイデンス120rpmという,とんでもないラストスパートになっていました。
火事場の馬鹿力というか,なんというか,どこにそんなパワーを隠していたんだか・・・。我ながら驚くやらあきれるやら(笑)。
結果発表~(^^)
今回のタイムは・・・。
40分20秒!
あんまりうれしくて,頂上で写真撮り忘れちゃった・・・。
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8おぉ! 自己ベストを1分以上も短縮して,ついに40分台に乗ってきました!
【本日の走行データ】
タイム :40分20秒
走行距離:11.82km
最高速度:33.6km/h (ディリー山崎の直前)
平均心拍:195bpm (ゴールスプリントです。笑)
ケイデンス:120rpm ( 〃 )
頂上にて
頂上でNoguさんを待っていたところ,よくコメントをいただいているtacoさんに声をかけられました。前日の挑戦宣言を知っていたので,「ひょっとしたら」と声をかけていただけました。
tacoさんは,家から30km自走してきたとのこと。
工具もパンク修理セットも持たない,手ぶらのおいらは頭が下がるばかりです。
さらに,うめさんにもお会いできたのですが,なんとダブサス&ディスクブレーキのMTBに乗って,42分台で上られたとのこと(驚!)
ご本人は,重さはそんなに気にならないとのことでしたが,いくら軽めとは言っても,ダブサスMTBですから12kgもあるそうです。
左から,うめさんMTB,NoguさんTCR号,おいら595,tacoさんメルクス号
Sony DSC-TX10この日の595は6.8kg仕様ですから,その差は5.2kgもあります。背中に土嚢を背負って走っているようなもんです。いやはや,機材ばかりに頼る,Shiro&Noguさんとしては,頭が下がる重い,いや,思いです。
と,頭下げ放題で談笑してたのですが,いつまで待ってもNoguさんが現れません。
「ひょっとして,Nogu妻さんレスキューで帰ってしまったのでは」と思い始めた頃に,青ジャージがみえてきました!
おぉ,命の恩人,Noguさんが到着~!
Sony DSC-TX10誘っておいてなんですが,さすがに中1日でのヤビツ挑戦は,かなりきつかったようで,ものすごい汗の量でした。
すいません&お疲れさまでした > Noguさん
反省会
目標とする40分まで,あと20秒まで迫ることができました。
今回のよかった点,今後の改善点をまとめるとこんな感じです。
競う人がいた方が断然いい
おいらは,たいてい一人でヤビツに上っているので,今回のように,目標となる人が前後を走っているのは初めての経験です。
根性無しなので,一人で走っていると「もういいかな・・・」と弱音を吐きがち。
後ろからあおられれば,こんなに頑張れるのであれば,体力や機材以前に,ど根性で走ることが大切なようです(笑)
最後のラストスパートで,心拍がむぎゅ~っと上昇しています。よくここまで搾り出せたもんですが,普段の一人アタックなら絶対にヘタれています。
後半に向かってどんどん上がる心拍。追いかけられる,のがこんなに効果的とは・・・。
27Tはまだ手放せません
ふつうに走れば25Tもあれば十分なはずですが,途中で飛ばしすぎたり,体調不良だったり,なにが起こるかわかりません。
ヤビツに限って言えば,おいらはまだまだ27Tから卒業できそうにはありません。
前半はそんなに飛ばさなくてもいいのかも・・・?
今回は2度の赤信号で大きくペースダウンしてしまいました。
自己ベストと比較すると,前半は抑え目なことが分かります。
しかし,逆に言えば,2回も脚を休めることができたのかもしれません。
わずか数秒,数km/hの速度低下は,全体タイムにはあまり影響しない割には,脚は確実に休めます。
次回も,デイリー山崎までの平坦区間は,程々の運動強度に抑えてみようかな,と思っています。
ダンシングをもう少し上手に
おいらは超低体重なので,走りのスタイルとしてはダンシング向きと思われますが,普段はあまりダンシングをしません。
なので,発動のタイミングがいまいち悪く,速度が十分低下してしまってからやむなくダンシングを開始するものの,あまり効果がないまま,シッティングに戻るというパターンが多くなってしまいました。
もう少し,慣性を生かした,クレバーなダンシングができるよう,勉強が必要そうです。
菜の花台からは,富士山が見えました。来月は行くからね~(^^)
さて,すぐにもう一回アタックして40分切りだ!と行きたいところですが,目前に迫った富士ヒルクライムに備え,まずはスバルラインの試走をしてきます。
再挑戦は6月かな? (おしまい)
【おまけ】
全力を出し切ったのヤビツアタックを終え,家に帰ったら,家族が「大山に登ろう!」とのこと。
午後は歩いて大山登山。ま,待ってくれ~(足があがらん)
ええ,行きましたよ,大山に。
なんで,一日に2回も・・・(笑)
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