Shall we dance? (ダメダメヤビツでした)
濃霧の中,行ってきました。ダンスが下手なばっかりに・・・(涙)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar今まで極秘にしていましたが,実は先週の日曜日(7月3日)にヤビツ峠タイムトライアル(YTT)に行っておりました。
暑さを避けるため,早朝4時起床で出かけたのですが,今まで黙秘を貫いてきたくらいですから,そのタイムは・・・(涙)
今回のポカ
ヤビツTTに出かけるたび,小さなポカをやってしまいます。
シューズのストラップを閉め忘れたり,サイコンをスタートし忘れたり,サイコンホルダーが脱落しそうになったり・・・。
今回も,とても小さいながら,忘れずにポカを一つだけやっておきました。
1時間25分って,富士ヒルのラップ表じゃん・・・(笑)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarいつもステムに目標タイムラップ表を貼って臨むのですが,よ~くみると,なんと富士ヒルクライムの時のラップ表です。
走り出すまで気が付かず,途中で「ありゃ?なんかおかしくね?」となって,ポカに気が付きました。
まぁ,Edge705のバーチャルトレーナーさんは健在だったので,前回の自己ベスト時の自分と競争しながら走りました。
というわけで,今回は,小さな小さなポカでした。
タイムトライアルの様子
いつものように,おおよその区間に分けて書いてみましょう。
毎回撮る必要は無いと思いますが,今日も名古木交差点からスタート!
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
序盤(スタート~デイリー山崎)
スタートこそ僅かにバーチャルトレーナーに遅れましたが,ほぼ同じタイムでラップを刻んでいきました。
が,デイリー山崎の信号で思いっきり「赤」で捕まってしまいました。
どうするか迷ったのですが,減速で消化できる距離・時間ではないので,信号で止まることにしました。
今まで11回YTTをやっていますが,実は信号で完全に停まるのは初めて。
タイム計測も止めたので,ロスタイムは発生しないし,短いながら休息できるので,「吉」になるかと思ったのですが,結果は「凶」でした。
TTをやった方なら分かると思いますが,一度止まってしまったら,以前のスピードに乗るまで,相当のタイムロスをします。
おまけに,完全に脚を止めて待つというのは,かえって動き出しが鈍くなります。ゆっくりながらも脚を回して,減速してやり過ごした方が有利です。
あ~,損したでござる。
蓑毛の激坂
デイリーヤマザキ信号で休憩(?)したはずなのですが,猛烈に脚が重い・・・。
激坂区間に入るとどんどんペースが落ちてしまい,禁断の「27T」を使うことに。
激坂区間だけで,バーチャルトレーナーに100mほどの差をつけられてしまいました。
がんばれ,おれ・・・。しかし,前方の天気が気になる。濃霧?
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
丸坂~菜の花台~ゴール
ぜんぜんだめでした。
とにかく,脚の疲労が激しく,力が出せません。
いつもは,急斜面をシッティングで越え,その終わり付近からダンシングで加速,緩斜面区間を高速で走り抜き,そのまま次の急斜面に入る走り方をしていますのですが,まったくできませんでした。
急斜面で苦し紛れにダンシングをしたり蛇行したりしながら,「あぁ,坂が苦手な人って,こうなんだろうなぁ・・・」などと思いながらの約7kmでした(涙)
だんだん霧に包まれ始め,ウェアが重たくなってきます。いやだなぁ・・・。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarゴールが無限に遠くに思える。長ぇ~
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
ゴール!
不発のダンシングと,低速な緩斜面走行を繰り返しているうちにバーチャルトレーナーとの距離はどんどん開いていきます。
「いったい,どんなすばらしいヒルクライマーなんだ!」と感心してしまいましたが,それは,5月8日のおいらであり,平凡なサンデーライダーです。
今日は,自分がダメすぎたのでした。
そして,まだゴールまで500m以上も残しているタイミングで,「バーチャルトレーナーはゴールです♪」というメッセージがEdge705に表示され,万事休す。
すっかりモチベーションが低下し,ちんたらモードでゴールです・・・。
タイムは42分22秒。自己ベストの2分落ちです・・・。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
【本日の走行データ】
コース :名古木交差点→ヤビツ峠
スタート:6時40分
走行距離:11.84km
走行時間:42分22秒
最高速度:38.5km/h
平均心拍:178bpm
平均ケイデンス:70rpm
振り返ってみよう
今シーズンは3回連続で自己ベストを更新していただけに,2分以上も遅いタイムは本当に久しぶりです。
敗因を振り返ってみると,,,
緩斜面・急斜面のリズムを間違えた時は焦らず修正
いつもは,急斜面をシッティングで越え,その終わり付近からダンシングで加速,緩斜面区間を高速で走り抜き,そのまま次の急斜面に入る走り方をしています。
が,この日は,ダンシングがまったくダメでした。
急斜面を上っている途中で脚が限界になり,苦し紛れにダンシングを発動しますが,急斜面途中でダンシングをしても加速はできません。
やっとこ急斜面を上りきったときには,速度は10km/hまで低下していて,さらにダンシングで疲労しているために,続く緩斜面も高速で走ることができません。
おいらの場合,ダンシングには以下の3種類があります。
- 攻めるダンシング
- 急斜面が終わる直前に,その後の区間を高速で走りきるために行うダンシングです。タイム短縮をねらっているので,攻めるダンシングです。
- リラックス用のダンシング
- 長い距離,特に富士ヒルクライムのように長くなると,同じ姿勢で走っているとケツが痛くなったり,体のあちこちが堅くなってきます。そこで,リラックスするため,特になんの脈絡もなくギアを重くして立ち上がる,リラックスのダンシングです。
- 苦し紛れのダンシング
- 普段ならシッティングで上れる坂が上れなく,やむを得ず,急坂の途中で立ち上がるダンシング。発動した割には速度が出ず,体力だけが消耗していきます。
今回は,3つめの「苦し紛れのダンシング」を多用することになりました。
頭の中では,Edge705のプロファイル画面とも相談しながら,「あそこの(坂が終わる)ガードレールのところからダンシングして加速する」というように目標を決めているのですが,その前に疲労に我慢できず,立ち上がってしまうという状態でした。
普段は1回のダンシングを8~10秒程度に納めるようにしているのですが,坂の途中でやってしまうと,かなり長時間にわたってやり続けることになり,乳酸を大量生産することにもなります。
また,苦し紛れのダンシングばっかりやっているから,ずっとケイデンスは低いままでした。
6km以降,ずっとラップタイムは遅くなる。また,スタートからずっとケイデンスが低い・・・。
こんな時は,タイムをロスしてもいいから,いつもの攻めのダンシングが発動できるように,急坂を我慢で上りきるしかないかと思います。
分かってはいるんだけど,なかなかペースを取り戻せないのよねぇ・・・。
簡単なようで難しいダンシング。ダンス教室でも通うか!?
「追っ手」さえいてくれれば(笑)
前回の自己ベスト更新時(40分20秒)には,かなり,速い人が後ろからずっと追いかけてきていました。
どんなにがんばっても,ミラーから消えることが無く,最後のほうではマジ全力でスパートになりました。
↑これが前回の走行データ。心拍も速度も,最後の追い上げがスゴイ。
で,今回。明らかに,後半にやる気が失せているのが分かります。
あ~,後ろからコンタドールが追ってきたら,もうちょっとがんばったんだけどな~(笑)
今回は,そのような速~い人はおらず,バーチャルトレーナーとの勝負でしたが,やっぱり,実物には勝てませんね。
コンタドールでも追って来てくれれば,もう少しタイム短縮できたんだけどなぁ(笑)
もうそろそろ暑さの限界かなぁ
この日は,朝7時前からアタックを始めたのですが,正直言って暑かったです。
もちろん,半袖ジャージだし,アームカバーもつけていなかったのですが,それでも滝のように汗が流れました。
天気は良くなかったのですが,中腹以上で現れた濃霧もウェアを重くして,気持ち悪さが倍増しました。
ヤビツでは濃霧に見舞われることが多いです。DHは気をつけましょう。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar熱中症の心配もありますし,そろそろ,真夏前のヤビツTTはおしまいかなぁ。
40分切りは秋以降になりそうです・・・(くそ~)
でも,霧に包まれる深山風の景色が楽しめたので許す(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar- ■「ヤビツ峠」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:今シーズン最後のヤビツ(+動画付き)
- 1件古い記事 :驚きのラストスパート! ヤビツ自己ベスト更新(^^)