足掛け4年半,無パンク10,000km達成!(^^)

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これは2008年4月,ロード人生初のパンク写真。家まで1kmの近さでした・・・。

これは2008年4月,ロード人生初のパンク写真。家まで1kmの近さでした・・・。

RICOH GX100

2月末で,10,000kmまであと9kmの地点まで来ていた,おいらの無パンク走行記録。

毎月,実に貧弱な総走行距離を披露しているおいらですが,さすがに月間で9km未満ということはなく,(ちょっとしたアクシデントはありましたが)3月に入って最初の実走行で「無パンク10,000km」の大記録を達成することができました。

要するにこんなお話です(^^)

  • 2013年3月,無パンク10000km走行を達成!
  • 4年半もかかりました
  • パンクをしないコツを伝授(偉そうに,笑)
  • あと1か月でパンクしてしまうことを,今はまだ誰も知らない・・・

記録への道のり

毎月,だいたい200kmくらいしか乗っていないおいら。

たまに300kmを越える月もありますが,逆に100kmにも満たない月も散見されます。

結局,無パンク10,000kmを達成するのに4年半もかかってしまいました(月平均185km)。いやはや,長かったなぁ・・・。

無パンク以前に,4年半で10,000kmという少なさはどうかと・・・(笑)

無パンク以前に,4年半で10,000kmという少なさはどうかと・・・(笑)



すべては4年前の夏(2008年8月9日16時00分)から

過去に何度か触れていますが,おいらが最後にパンクしたのは,2008年8月の道志みち

LGS RHC号で大月から初めて富士山5合目を目指したのですが,2合目付近でゲリラ豪雨に遭遇して引き返すことに。ずぶ濡れで走り続けて数時間,道志みちのダウンヒル中にまさかのパンク・・・。

長時間の雨中走行の間に路面の油汚れを拾ったホイール・タイヤは手が滑ってしまい,ただでさえ苦手なパンク修理作業は困難を極めました。

このときの,作業後の手。油でドロドロのホイールのせいで,真っ黒です・・・。

このときの,作業後の手。油でドロドロのホイールのせいで,真っ黒です・・・。

このときのパンク修理は,夕方4時から5時まで丸々1時間を要し,体力と気力の大部分は大気中に放出してしまいました・・・。

雨中でのパンク修理を終え,残り90kmを気合で走り続けて我が家に着いたのは夜の9時。

このときの経験は「金輪際,パンクはさせぬ!」という誓い(生涯無パンク宣言@道志みち2008)を胸に抱かせるのに十分な苦行でした。



10,000kmを走りきったタイヤ達

2008年の夏に生涯無パンク宣言をしてから4年。宣言どおり無パンクで10,000kmを走りましたが,パンクはしなくてもタイヤは走行によって磨耗しますし,ゴム製品ですから比較的早く経年劣化していきます。

10,000kmを走る間,おいらが使ったタイヤは以下の6セット(SHAMALで4本,Reynoldsで2本)。

使用期間銘柄コメント
2008年7月
~2009年4月
Panaracer
Extreme EVO3
Protex
従来比6300%の対パンク性能,と言いながら購入1ヶ月でパンク。磨耗も早くて9ヶ月でご臨終。
2009年4月
~2010年9月
ミシュラン
PRO3 Race
おいらが使ったクリンチャーでは最高のタイヤでした。チューブレスの登場で現役を退きましたが,いまだにローラー台で使い続けています(驚異的)
2009年10月
~2012年3月
ハッチンソン
FUSION3 TL
最初は装着に苦労しました(5時間)が,コツをつかんだら問題なし。パンクもしないし,乗り心地も最高です。
2011年1月
~2011年10月
VOLOFLEX
RECORD TU
MV32T(現Thirty Two)用の超軽量タイヤとして登用。ヤビツとFHC以外では使用しない決戦タイヤですが,ヤビツのDHでロックさせてフラットになり交換。
2012年12月
~現在
VOLOFLEX
RECORD TU
初代のフラットスポットで退役したことにより登場。実はフロントは未だに未交換。
2012年7月
~現在
ハッチンソン
FUSION3 TL
初代の磨耗退役により,迷うことなく,同じFUSION3 TLを再導入。

他にヤビツ決戦用にミシュランのPRO3 Lightも使ったことがあるのですが,2回ほど使用しただけで,カーボンホイールReynolds MV32T(現Thirty Two)に移行したため,実績は40kmほどなので割愛(現在,Noguさん使用中)。

なんだかんだ言って,「最強の耐パンク」とうたわれたPanaracerだけがパンクしており,明らかにパンクに弱そうなRECORD TU(PRO3 Lightも)では無パンクで過ごすことができました。

また,2期連続で使用中のFUSION3 TLは,耐パンク性能は際立って高い気がします。PRO3 Raceも無パンクでしたが,路上のゴミ(砂粒など)を拾いやすく,よく手で払いながら走行していました(後述)。一方,FUSION3 TLはゴミの付着率が低く,パンクに強いというより,パンクの原因を遠ざけている感じがします。

おいら最愛のタイヤ,ハッチンソン FUSION3 TL

おいら最愛のタイヤ,ハッチンソン FUSION3 TL

SONY NEX-5N + E18-55mm

現在,Shiro家にはクリンチャー・チューブレスのSHAMALと,カーボンチューブラーのMV32Tの2つのホイールセットがありますが,現状のパフォーマンスに完全に満足しているため,それぞれ,当面はFUSION3 TLとRECORD TUを買い続ける予定です。


(一応,記録達成を踏まえて)パンクしないコツ

偉そうに言っていますが,ロード最初の1年は3回パンクしています。というか,最初の1年だけ集中的にパンクしていました。

たぶん,乗り始めのころは右も左もよく分からず,家の近所でも遠出しても常にパンクのリスクがありました。

そして,「生涯無パンク宣言@道志みち」以降は,相当に気をつけて乗るようになったおかげで,4年にわたって無パンクが続いております。

普段,おいらがパンクに気をつけているのはこんなことです(どれも,目新しいものではないですが・・・)



【コツ1】異物があるところを走らない

これが一番かと思います(^^)

特に,通行量が多い幹線道路の路肩は,多くの異物(砂粒,金属物,ガラスなど)がロードバイクをパンクさせるためにバラ撒いてあります。

クルマに車道を譲りすぎると,路肩でパンクしてしまうという憂き目に遭うリスクが高まるので,あまり路肩付近を走らないようにしています。

また,砂利道や段差などでは諦めて押す・担ぐようにしています。

普段,走っていて「パンクしそうでいやだなぁ・・・」と思う場所ランキングは以下のとおり。

  1. 舗装工事直後の道:最悪です(笑) タイヤにアスファルト(?)が付着してベトベトになり,路上のあらゆる異物を拾い続けます・・・。
  2. 雨中走行:路面の異物が全く見えないので,パンクするかしないかは運次第?
  3. トンネル内の路肩:そもそも命の危険があるのでイヤですが,路肩の異物もハンパなく多いので,パンクリスクも高くてイヤです。2回目のパンクは熱海のトンネルでした・・・。
  4. 交差点:ただでさえ危険いっぱいの場所ですが,過去の交通事故の遺物と思われるガラスなどがよく落ちています。
  5. フジエコのAS(笑):おいらが出た時は,なぜかラストのエイドステーション(AS)は砂利道にありました。もちろん,おいらは担いで歩きましたが,猛然と乗車して走りパンクする女子を見かけました・・・。
昨年の,藤沢→甲府140kmでの土砂降り走行。

昨年の,藤沢→甲府140kmでの土砂降り走行。

SONY DSC-TX10




【コツ2】前をよく見る

ロードに乗り始めたころは,路上の小さな砂粒を弾いてしまい,驚いたことが多々ありました。幸い,高級車にぶつけたことはありませんが,一度だけトラックに当たって,ヒヤリとしたことがあります。

そこで,2008年の「道志みち」以降は,なるべく車道の端の白線の上を走るようにしています。

白線の上は,若干グリップ力に劣る気もしますが,かなり遠くの異物も目立つので避けやすいというメリットがあります。

(クルマに幅寄せされたときに,それ以上逃げ場がない場所でもあるので,本当はもう少し右側を走りたいところではありますが・・・)




【コツ3】異物がついたらすぐ取り除く

タイヤの性質にもよりますが,路面の異物を拾ってトレッド面にくっつきっぱなしになることがあります。ガラスや金属物なら即死ですが,砂粒であっても,走っているうちにだんだん内部に押し込まれていくようです。

なので,タイヤに異物が付着したらすぐに払ってあげています。

フロントは走りながらグローブを少しだけ触れて,リアは怖いのであきらめて停車して払います。(後続車に十分気をつけましょう)



まとめと今後の展望

「パンク回避のコツ」といっても,実はこんな程度しかなく,どれも皆さんやっているようなことばかりだと思います。

やはり,ある程度「運」が必要だったり,また,低体重であることも大きなファクターかもしれません。

Edge705のオドメーター。電車やクルマでも使っていたので,距離はめちゃめちゃ。10000kmから先はきちんと付けよう。

Edge705のオドメーター。電車やクルマでも使っていたので,距離はめちゃめちゃ。10000kmから先はきちんと付けよう。

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

「10,000km走るのに4年半もかかっていること自体いかがなものか?」という話もありますが,この調子だと,地球一周無パンク走行には,あと30000kmを13年半もかかることになります。

そのとき,おいらは56才。まだ乗れているかなぁ・・・?

最低でもあと13年,無事故,無パンク,無リタイヤ,無FHCエントリ落選,などなど,安全に乗っていきたいところです。

おしまい(^^)

まもなく丸4年になるPRO3 race。ローラー台用として現役活躍中(^^)

まもなく丸4年になるPRO3 race。ローラー台用として現役活躍中(^^)

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

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2013年03月16日 | カテゴリ:  タイヤ | ID: 10608
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