2011年９月の走行記録

久しぶりに自転車に乗って，久しぶりに裏ヤビツまで旅してきました（＾＾）

Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar

先月（８月）はあまりの暑さに，月間出動回数がわずか２回という，「記録的に自転車に乗らない月」となってしまいましたが，９月はどうなったのでしょうか。

恒例の月間走行まとめです。

自転車の部

９月の走行記録は下の表のとおりです。

項目	成績	考察（？）
出動回数	6回
総走行距離	220km	少ないけど８月の倍です
総上昇高度	4100m	ヤビツのおかげです（＾＾）
総消費エネ	6824kcal	ヤビツのおかげです（＾＾）
ヤビツアタック	2回	43分59秒，44分44秒・・・。
源氏山TT	2回	3分7秒，3分5秒・・・。
落車	0回
パンク	0回	無パンク37ヶ月目４年目突入♪

９月は，なんといってもヤビツ詣での再開です。

まだ残暑が厳しかった本ブログ内の紹介記事へ１８日と，一転して涼しくなった２５日の２回，ヤビツ詣をしています。

残念ながらタイムは論外でしたが，再びヤビツに戻ってこれたことが嬉しい限り（＾＾）

また，１８日のヤビツアタックでは，オール自走で一日130kmもMV32T UL＋Recordで走るという暴挙をしてしまいました。

おかげで，決戦タイヤRecordがあっさりと磨耗してしまい，初のチューブラー交換ということになりました（＾＾;）

そのほかでは，ご近所，源氏山でのミニミニTTも２回ほどやっています。

さぁ，いよいよ山岳シーズンの10月だ！

読書の部

先月は，新しく買ったスマホにうつつを抜かすあまり，ほとんど何の本も読まないで過ごしてしまいました。

さすがにスマホ熱も落ち着いてきた（毎日肌身離さず遊び続けていますが・・・）ので，９月はまあまあ小説を読むことができました。

	タイトル・著者	プチ感想
	『下町ロケット』池井戸潤	ロケットエンジンのキーテクノロジーの一つである「バルブ」の特許を巡って繰り広げる知財戦争。でも，「知財戦争」は一つの舞台装置でしかなく，町工場が持つ情熱や誠実さと，大企業が陥りがちな傲慢さとの戦いを描く，爽快なドラマといった感じでした。著者の思いとは違うかもしれませんが，「知財で食べる企業」と「ものづくりで食べる企業」，どちらがこれからの姿なのか，いつも考えてしまいます。池田信夫のように後者はＮＧで，前者しかない，と言い切る経済学者もいます。一方で，やっぱり「ものづくりが大事だ」という人たちもいます。一技術者として考えてしまいます・・・。
	『図書館戦争』有川浩	図書館の自由を巡る戦いをテーマとしつつ，基本的にはラブコメディな小説。テーマとしてはとても珍しいし，図書館を愛する一人として楽しく読むことができました。が，有川さんの小説は，男同士の会話でも，過剰に相手の気持ちを考えまくってしゃべる人が多く，くどいくらい「フォロー」という単語が出てくるのが，ちょっと気になります。少女マンガのボーズラブ系にありがちな感じか・・・？
	『県庁おもてなし課』有川浩	高知県の観光を司る実在の県庁「おもてなし課」を舞台にしたラブコメディ（？）この小説も，『図書館戦争』同様，登場人物たちが相手の気持ちを気にし過ぎるところが気になりますが，中身はまぁおもしろいです。観光に限らず，仕事上のつきあいで，相手を待たせる，相手に理解してもらう，相手に売り込む，こういった当たり前のようにしていることがどういう意味を持つのか。面倒な仕事はなるべく後回しにして，上司が忘れてくれることを祈っているおいらみたいなサラリーマンは必読です（笑）ただ，全体的に「そんな簡単にいかんでしょう？」という感は否めず，ちょっと薄っぺらさを感じないでもないです。
	『ロードバイク熱中生活』下野康史	著名な（すいません，おいらは知りませんでした）自動車評論家である氏が自転車，ロードバイクライフに熱中していく様をつづった本です（エッセイか？）。多くの部分で，「あぁ，俺も俺も！」と頷いてしまう，楽しい本です。自転車業界にあってはとても珍しく，ウィットに富んだ文章を書かれるので，自転車と関係なく楽しめます。今年読んだ自転車関係の本ではもっともおすすめな１冊です。やっぱり，ロードバイクは楽しいな，が読後の感想です（＾＾）